非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

金融

円を売ってドルを買う

今日の為替相場は円安方向に大きく動いています。米ドル円は112円を超える場面も見せています。週の始めに109円台であったことを考えるとまさに急落です。日経新聞によると米景気の底堅さ と新型肺炎による経済への影響が限定的であるという見方からドル買い…

レパトリとは何か?

レパトリエーションという言葉があります。略してレパトリなどと言われるようです。リパトリとも言うようです。これは英語のrepatriationから来ているので、まあどちらでも良いでしょう。ここではレパトリと言うことにします。そもそものrepatriationという…

日経平均ゴールデンクロス間近ですが

先日のブルームバーグの記事によると、日経平均月足のゴールデンクロスが間近なのだそうです。www.bloomberg.co.jp何でも12ヶ月足と24ヶ月足のゴールデンクロスは長期のトレンドを見るのに有効で、またダマシも少なく信頼性が高いのだそうです。過去20年で2…

2020年の大発会の日経平均株価は下落

本日6日から2020年の日本株式市場が動き出しました。年初の取引が行われる日を大発会といいます。正確には「証券取引所の年始の最初の取引日に行われる催事」のことだそうですが、その日のことを大発会と呼ばれます。大発会の日はご祝儀相場などとも言われ、…

2019年米ドル円の値幅が過去最小を記録

2019年の米ドル円の値幅は2年連続で過去最小を記録したとのことです。日経新聞では8円30銭とありましたが、私の使っているチャートですと7円96銭と8円を切っていました。以下に2010年代の年間の米ドル円の値動きをまとめてみました。2019年は一気に値幅が小…

令和最初の大納会

本日30日、大納会を迎えた東京株式市場で日経平均は2万3656円62銭で終えました。これは大納会としては1990年以来29年ぶりの高値とのことです。昨年の大納会は2万14円77銭で終わっており、そこから考えると15%ほどの上昇で終わっています。2019年の大発会は散…

日経平均史上最高値から30年

1989年の12月29日、日経平均は史上最高値の3万8915円をつけました。そして今日、2019年12月29日はその日から30年になります。その後、低迷を続けてきた日本経済ですが現在2万3837円、2万4000円に届くかどうかというところにいます。30年前の状態は後にバブル…

株式等の損益通算

なぜ我々は株や投資信託を購入するのか?もちろん利益を上げたいからなんですよね。儲けたいから投資します。利益が出るとそこには税金がかかります。株式を売買して利益が出る、これを譲渡益などと言いますが、この利益に対して20.315%の税金がかかります。…

長期金利上昇とベーシススワップ

10日、長期金利が上昇しました。新発10年物国債の利回りは一時、前日比0.015%高い0%となりました。3月以来、約9ヶ月ぶりに10年物国債の利回りが0%台を記録しています。上がったと言って0%なんだ、という感じですが。長期金利の上昇については、海外投資家が…

国債利回りフラット化に向かうか?

現在の国債利回りは一時発生していた長期と短期の利回りが逆転する逆イールドカーブが改善し、長期利回りの方が高いイールドカーブとなっています。しかし長期利回りが下がってきており、長短金利差がないフラット化へと向かっているような様相もあります。…

日経平均2万3000円超え

日経平均は前週末に比べて401円22銭高の2万3251円99銭で今日の取引を終えました。中々超えなかった2万3000円を一気に超えた形となりました。トランプ政権が中国に対する制裁関税の一部を解除するという見方が出てきているようで、米中経済摩擦が緩和するので…

令和に入ってからの最高値更新をした日経平均

16日の株式市場において日経平均は年初来最高値を更新、終値は前日より265円71銭高い2万2472円92銭となりました。一時は前日比で400円を超える場面もありました。前日の米国株式相場が上昇、それに伴いリスクを取る流れとなった、また円安傾向から輸出関連企…

リスクとは?

「リスク」と聞いて、いいイメージを持つ人はいないことと思います。あの株を買うのはリスクが高いよ。この投資はビジネス的にリスクが高いでしょう。このシステムはセキュリティ上リスクが高いです。などなど。思いつくのはネガティブなイメージばかりです…

ESGファイナンス・アワードの創設

環境省で「ESGファイナンス・アワード」という賞が創設されるそうです。www.env.go.jp最近注目されているESG投資ですが、ファイナンス・アワードというくらいですから、投資家や銀行、保険会社などを対象としたもので、ESG関連で環境や社会などに積極的に取…

日銀短観とは

日銀短観とは「企業短期経済観測調査」という正式名があります。日本銀行が年4回(3、6、9、12月)に景気について現状と先行きを企業にアンケートして、その結果から日本経済を観測するものです。大手企業、中小企業、製造業、非製造業などに分けて1万社以上…

利息をもらって資金調達するCP

マイナス金利のコマーシャルペーパー(CP)を発行する企業が増えているそうです。CPとは「企業が短期資金調達のために、公開市場で発行する無担保の約束手形」を言います。企業の資金調達には社債がありますが、社債は償還期限が1年以上、CPは1年未満という…

FOMC 2会合連続の利下げ

FRBは昨日18日のFOMCで金利の誘導目標を0.25%引き下げ1.75~2.00%としました。前回のFOMCに続いて2会合連続の利下げとなりました。前回が10年半振りということでしたから、そこから続くとなると何かあるんだろうなと勘ぐってしまうわけです。www.fpsobako.wo…

日経平均10連騰

日経平均株価は小幅ながら上昇、10連騰で、2万2001円32銭で終えました。中東情勢は緊迫しており、原油価格の高騰にも繋がりそうですし、世界的に見るといい状況には見えません。

世界的な金融緩和の流れは不景気のサインか?

先ほど、欧州中央銀行(ECB)が金利を下げるというニュースが入ってきました。3年半ぶりの金融緩和で昨年12月に終了した量的緩和策を再開するとのことです。現在のマイナス0.4%からマイナス0.5%になるとのことです。米中貿易摩擦、イギリスのEU離脱を始め先…

日産自動車とストックオプションとSARと

ストックオプションという報酬があります。ストックオプションとは、株価会社の経営者や従業員に一定の行使価格で自社株式を購入できる権利です。例えば1000円で購入できる権利を手に入れた人が、自社株価が2000円になったときに権利を行使すれば、たちまち1…

社債発行への世界的流れ

国内で社債発行が急増していて、明日9月6日にはソフトバンクグループや日本製鉄などが発行を決めており、発行額は1兆2000億円超となるそうです。これは1日としては過去最高となるとのことです。社債発行は国内だけではなく海外でも見られる状況とのこと。世…

VIX指数(恐怖指数)

VIX指数という指数があります。「Volatility Index」の略で、S&P500種指数のオプション取引の値動きを元に算出している指数で、中々に難しい計算式により求められています。数値が高いほど、先行き不安と判断される指標です。そんな性質もあってか、恐怖指数…

LINE証券口座開設しました

先日サービスが開始されたLINE証券ですが、口座を開設してみました。 www.fpsobako.work LINEアプリ内で全て申し込みが出来てしまうので楽でした。日曜日に申し込んで、本日開設のお知らせが届いたので4日ほどで口座開設処理が完了しています。口座開設にあ…

現在価値を計算してみよう

投資の話をするとよく言われるのが「損をしたくない」「元本保証されていないものは怖い」というものです。そして「預金をしておくのがいい」「定期預金がいい」という話をされます。そういうときに必ず(一応)言うのが、物価が上昇したら、インフレになっ…

急激な円高と日経平均の下落と

今朝起きてモーサテを見ていたら米ドル円レートが105円を切っていて驚きました。その後、一時104円台半ばまで円高が進み、現在は105円台から106円台に向かう方向に進んでいるという状況です。米中の追加関税をはじめ、世界経済に不安感が高まっている中、安…

米国債2年物と10年物の逆イールドカーブ

お盆休みで遅い朝の目覚めのあとTwitterを見ると、ちょっとした騒ぎが起きていました。アメリカで逆イールドカーブが発生した、と。前にも逆イールドカーブについては取り上げていたのですが、あのときは3ヶ月物と10年物に関してでした。www.fpsobako.work14…

VICEファンド

VICEファンドというものがあります。私は勉強不足で全く知らなくて先日知ったばかりです。防衛、タバコ、酒、カジノなどの企業に投資するファンドのことで直訳するなら「悪者ファンド」といったところでしょうか。別に悪い企業というわけではないので入れら…

2019年4~6月期GDP発表

本日2019年4~6月期のGDPは実質前期比0.4%増、年率1.8%増と発表されました。米中貿易摩擦等の影響で輸出は良くなかったものの、内需が支えての結果となったようです。確かにこの時期は改元があり、大型連休があり、個人消費が旺盛であったのでしょう。私は家…

経済政策不確実性指数とは

ここ最近、米中の経済摩擦をはじめ、様々な不安要素が広まっています。株価が大きく下がった、為替が急激に円高に振れた、長期金利が下がった、イールドカーブがフラット化してきた、云々。この先世の中では何が起きるのだろうと不安に感じることが多くなっ…

円急騰、安全資産

本日、米ドル円のレートは一時105円台に上昇し、また日経平均は500円超の下落を見せました。 最終的には366円安で終了しています。急速な円高、株安に政府・日銀が緊急会合を開いたようです。米中の経済摩擦、世界経済の減速懸念、米国の追加利下げ観測など…