非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

2019年1~3月期GDP

昨日発表された2019年1~3月期のGDP(国内総生産)は、市場予想に反して、実質ベースの年率で2.1%増ということでした。

GDPは純輸出が増えると増加し、減ると減少します。

純輸出とは「輸出-輸入」で、今回はこの純輸出が増えたことがGDP増加の一因となっています。

一見、喜ばしいことのように思えますが、実際はそういうわけにもいかないようです。

実は、輸出は2.4%減っています。一方、輸入は4.6%減っています。つまりどちらも減っているものの、輸入の減り方が大きかったので純輸出が増加したということだったのです。

この結果に対して、今後の見通しを明るいとする専門家もいれば、逆の立場の専門家もいるとのことでよく分かりませんが、輸出も輸入も減っているという状況は素人考えでは、好ましいとは思えないところです。

こういった数値に我々庶民は一喜一憂するものではないのですが、景気がいいと言われても何かすっきりしない「今って景気いいか?」という疑問に対する答えなのかもしれません。