ネット証券会社各社では以前から米国株を購入することが出来ていました。
米国市場に上場しているものの中には魅力的な株式が多いばかりではなく、魅力的なETFもあり興味があったのですが、手数料が高くて購入を控えていました。
そんな中、7月4日にマネックス証券が米国株取引について、0.1ドル(10セント)という最低手数料を打ち出しました。
翌日の5日に楽天証券が0.01ドル(1セント)という更に安い最低手数料を打ち出しました。
SBII証券の動向が注目されていた中、昨日9日に同証券会社は最低手数料無料を打ち出したのでした。
そして迎えた本日、マネックス証券、楽天証券はともに最低手数料を無料にすると発表しました。
結局、ネット証券3社は米国株取引の最低手数料を無料にするということで横並びとなりました。
手数料の安さというのは大きなメリットですし、参入障壁を下げるものとなるでしょう。
3社とも22日約定分より、この手数料をスタートするとのことです。
なお3社ともに約定代金の0.45%が取引手数料となっており、実際に手数料が無料となるのは約定代金が1.11ドル以下の場合とのことです。
面白いのは、わずか10日ほどの間にここまで手数料を下げていった3社のスピード感、そして明確にライバル会社を意識したサービス合戦です。
利用者にとってはありがたい変更です。各社が困らない範囲で頑張って下さる分には大歓迎です。
今後、米国株やETFも選択肢のひとつとして検討していきたいな、と思うところです。