10月に消費税が10%に上がります。景気後退が不安視されてますけど、色々数字に出始めてますけど、その辺はさて置いてしらっと増税になるのでしょうね。せめて、消費税増税後に状況がガラッと変わってサブプライム級の景気後退が起きないといいですが。
そんな増税に伴い、ポイント還元という制度が始まるようです。2020年6月までの期間限定ではあります。
このポイント還元はカード決済、電子マネー、QRコード決済をした場合に、各サービスのポイントとして還元されるようです。その還元分は政府が負担するとのことですので、実質増税はしていない風となります。期間限定ですから問題を先送りしただけなのでしょうが。
これは中小企業であれば5%、大企業でもフランチャイズ店に加盟する中小企業は2%還元されるとのことで、よく利用するコンビニは2%還元の対象となります。
コンビニ大手4社は還元額を後日ポイント還元するのではなく、その場で値引きする形をとると発表しました。利用者としては支払う額の見た目上は増税していないのと変わらないわけです。
ところでコンビニには直営店もあり、ではそこは還元されないのか、というと自社で負担するようですので、直営店かフランチャイズ店か見極めて使う必要はなさそうです(笑)。
政府はなぜそんなことをするのかというと、増税による消費の落ち込みを避けるのと、キャッシュレス決済の普及を目的としているからです。そのためにキャッシュレス決済の場合にポイント還元となっているのですね。
一方、お店としてはキャッシュレス決済を導入していないとポイント還元を受けられませんから、客離れに繋がらないとも言えません。如何に低コストで導入できるかが肝となります。ですから低コストで導入できる決済方法が普及するでしょうね。
スマホで決済なんて出来ないよ、というお年寄りもいるでしょう。でも我らが楽天生命球場は、ほぼキャッシュレス化されていますが、子供からお年寄りまで楽しめています。案外なんとかなるものです。
キャッシュレス決済が普及すると便利ですし、提供する側にもコスト面でメリットがあるでしょう。ただし先日の7Payではないですが、セキュリティ面については改めてしっかりとやってほしいところです。
