Amazonが提供するクラウドサービス「AWS」で本日、障害が発生したことにより各所に影響が出たようです。昼の1時頃に発生したようですが、夜7時頃には概ね復旧が終わったようです。
大規模なサービスを提供している企業で大きな障害が出たと聞くと、その現場で復旧に当たっている人のことを思い吐きそうになります(笑)。
国内の様々なサービスで影響が出たようです。
PayPayでは一部ユーザーがチャージや支払いが出来ないという問題が起きたそうです。
仮想通過取引所のZaifでは一部入出金が利用し辛くなったようです。
他にもドコモのバイクシェアリングサービス、アズールレーンなどのオンラインゲーム、スターバックスコーヒー、ユニクロ、ピザハットなどなど。誰でも知っている企業の様々なサービスに影響が出たようです。影響が出たサービスを挙げていったらキリがないくらいです。
他にも銀行や証券会社でもAWSを使っているそうですが、目立った影響はなかったそうです。というのも金融機関ではサービス停止があってはならないわけでコアな部分にはAWSを使っていなかったり、AWSがダメでもサービスガ止まらない構成になっているようです。
近頃は私の周りでもAWS導入の話が出ているくらいですから、かなりサービスとして浸透しているのだろうと思っていましたが、ここまでとは思っていなかったので驚いています。
こういった障害によりAWSはいかがなものか?となるのでしょうか?私個人としては問題が起きてもその日のうちに復旧にもっていっているわけで、逆に信頼度を上げたのではないかと思わないでもないのです。
もし自前でネットワークを構築したとして、何か問題が発生したときにそこまで早く問題解決にもっていけるかというと疑問です。
金融機関のように機能を分散するとかバックアップをとるなどの策を取っておくと安心感は高まるでしょうね。
今回の出来事でAmazonがどれほど多くのサービスの首根っこを掴んでいたのかが表だってきたわけで、Amazon恐るべし、20年くらい前に株を買っておけば良かったと思ってしまうのです。
20年前に今のAmazonの姿を想像していた人は誰もいなかったでしょうが。