非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

消費増税初日

消費税が本日から10%になりました。10%というとピンと来ないのですが、10,000円の買い物をすると1,000円消費税として取られると考えると結構な負担だなあと思ってしまいます。

今日、小説を買いました。文庫本なんですが、レシートを見ると本体価格630円に消費税が10%で63円、計693円となっていました。本は税別価格になっていたのでカバー等に変更の必要はなく、本屋さんのレジが10%に対応すれば増税対応は完了しているわけです。10%でむしろ計算しやすくなりました。

そんな増税の中でニュース等で話題になっているのは軽減税率の話のように感じます。それもそのはず、8%と10%が混在するので対応が複雑になっているんですから。


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例えば私はよくドトールコーヒーに行きます。本日も行き、アイスコーヒーを頼みました。昨日までは220円でした。今日からは、持ち帰りだと価格据え置きの220円、店内で飲む場合は224円となっていました。メニュー表を見ると全て8%と10%の値段が書いてありました。

システム的に2つの消費税を持つのは面倒というか、元々は想定していなかったでしょうから対応が大変だったのではないかと予想されます。

お店にとっても処理も管理も面倒になるんだろうなと思います。消費税の納税ってどのようにするのか分かりませんが、店内での飲食に対する売り上げなのか、店外での売り上げなのか管理しておかないと消費税が合っているか分からないのではないでしょうか。

などと思いながらアイスコーヒーを飲んでいました。

職場に販売にきてくれるお弁当屋さんも値上げしていました。8%への増税の時に値上げしなかったので今回実施したというのもあるかもしれません。

例えば移動のためのガソリン代とか、お弁当を詰める容器とか、様々なモノが増税されているわけで、お弁当を作るのにも経費が増えているわけです。それを考えれば値上げしなくてはやっていけないという事情もあるのだろうな、と思うに至りました。

消費税増税については消費する側の立場でのみ考えがちですが、売る側にとっても負担が増えているのだなと改めて思うところでした。

大きなスーパーやコンビニなどシステム化されているところはいいでしょうが、小さなお店のようにシステム化されていないところは大変だとぼやいていました。値上げしてすみませんとも言われました。

じきに慣れるのでしょうが、面倒な制度にしたものです。