非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

10月雇用統計

1日、米労働省が10月の雇用統計を発表しました。

非農業部門の就業者数は前月比で12万8千人増えました。前月の伸びに比べると低かったものの、市場予測の8万9千人増を上回る結果となりました。

失業率は3.6%となっています。前月は3.5%でしたから0.1ポイント下げていますが、依然として50年ぶりという低水準圏にあります。

平均時給は28.18ドルと前年同月比で3.0%の上昇となっています。

昨日のFOMCでも米経済が堅調であることから次回の利下げはないのではないかと目されていますが、雇用統計の数字を見る限りでは経済は良い状態に見えますね。

ところで、日本では厚生労働省により9月の有効求人倍率が発表されていました。こちらは前月比0.02ポイント減の1.57倍、新規求人数は前年同月比1.5%減の91万7174人となっています。

また総務省が発表した完全失業率は0.2%上昇の2.4%となっています。「完全雇用状態」というような状態が続いています。

日本は数値では微々たるものなのでしょうが、全体的に前の期に比べると悪化しているようです。