非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

コクヨによるぺんてる敵対的買収

コクヨぺんてる敵対的買収するというニュースがありました。

具体的には、議決権比率を現在の37.8%から50%超に持って行く方針のようです。大きな発言権というか子会社化を目指しているということになるでしょう。

ぺんてるは非上場で、株主から譲渡を受ける必要があるようです。ぺんてる株は譲渡の際、ぺんてるの承認が必要となる「譲渡制限」がついていることもあり、簡単にはいかない模様です。そこでぺんてるの臨時株主総会まで考えているとのこと、中々にこじれています。

両社での議論がこじれているようです。主張も平行線なのかな?と思われるように見受けられます。

我々にとってはコクヨのキャンパスノートやぺんてるのサインペンはずっと使っています。子どもの頃から慣れ親しんでいるコクヨぺんてるですから、いいところに落ち着いてくれればいいなあと思うのですが。

敵対的買収とは

ところでよく聞く「敵対的買収」とはどういうことなのでしょうか。

敵対的買収とは買収の対象となる会社の取締役会の同意を得ないで買収を仕掛けることです。一般的には議決権の過半数を確保して、経営権に強く影響を持つことを目的とするものです。

説明を見ると買収側は悪徳企業のように見えてしまいますね。まあ買収される側からすると、少なからず反発を受けそうです。

ちなみに敵対的買収に対する対応策としてホワイトナイト、つまり友好的な買収者を見つけて買収なり合併してもらうことで防衛するという方法があります。