非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

ユニクロの無人レジ

先日よく訪れるユニクロに買い物に行きました。何点か商品を取り、会計に行こうとしたら、いつものところにレジがない。。店内のレイアウトが変わったんだなと思いレジを探すのですが、どうも見つからない。

取り敢えず人が集まっていそうなところに行けばレジかな、と思い向かうのですが店員さんがいない。でも商品を置いてあるスペースでもない。

さてどうしたものかなと思って見ていると、皆さん袋に商品を詰め始めていました。

近くに寄ってみるとセルフレジになっていたんですね。iPadらしきものが台に乗っていました。

正直使い方は全く分からなかったのですが、どうしたことか買いたい商品の値段が出てきたのでクレジットカードで購入しました。

本当に買えたのか不安ではありましたがレシートも出てきたし、いいんだろうなと思い帰りました。

よくよく考えて、これは便利だな、前なら10人くらいレジに店員さんがいたのに、ひとりもいなくなったのだから人件費削減と、店員さんをもっと別の業務につけられるのだなと感心しました。

まあ便利な反面、お年寄りには難しく感じるでしょうし、店内に入ってから会計をして出るまで全く人と接することのない違和感というか気持ち悪さも感じましたが。


さてそんなユニクロですが、セルフレジに関して特許侵害で訴えられているようです。

このセルフレジなのですが、商品に付いた無線自動識別をシステムが読み取り、会計するという仕組みなのだそうです。この無線自動識別を「RFID」というそうです。

私が何だか分からないうちに商品の読み取りが出来てしまっていたのはRFIDのおかげなのでしょう。

ここで疑問に思うのは、どうやって隣のレジの商品を読み取らないか?ということです。多くのRFIDでは蓋や扉を閉じて密閉し、電波を閉じ込めてしまうことで防いでいるのだそうです。

ユニクロのセルフレジでは、商品を密閉したりはしません。台に商品を置いただけです。そんなオープンな状態でも他のレジの商品を読み取らないという技術が特許侵害にあたるのではないかということのようです。難しくて分かりませんが、よくこういうことを思い付くなあと感心します。


もちろん訴訟問題ですから、その行方も気になるところですが、無人レジという流れは更に気になるところです。無人コンビニが出来るという話も出ています。必ずしもAIだけではなく、様々な技術が便利な世の中にしていくのでしょう。一方で人の仕事を奪っていくのも事実です。その分、もっと違った仕事に従事できるということなら良いのかもしれませんが、仕事を失うという流れになるなら、と思うと不安がないとは言えないですね。