現在の国債利回りは一時発生していた長期と短期の利回りが逆転する逆イールドカーブが改善し、長期利回りの方が高いイールドカーブとなっています。
しかし長期利回りが下がってきており、長短金利差がないフラット化へと向かっているような様相もあります。
ただこの長期金利の下落は「機関投資家が保有債券の残存年限を伸ばすため長期債を買う月末特有の動き」によるものであるかもしれません。国債金利の下落は国債価格の上昇に繋がる、逆に言うと国際価格が上がると国債金利が下がるということでしょう。
よく分からないながらも金利の動きを見ていると色々なドラマがあり面白いところであります。
アメリカでは11月の消費者信頼感指数が発表され、指数が予想を下回ったことが債券の買いに繋がったそうで、それも債券価格の上昇、債券金利の下落に関係していそうです。