2019年の米ドル円の値幅は2年連続で過去最小を記録したとのことです。
日経新聞では8円30銭とありましたが、私の使っているチャートですと7円96銭と8円を切っていました。
以下に2010年代の年間の米ドル円の値動きをまとめてみました。2019年は一気に値幅が小さくなっています。こうして並べてみると過去最安値となった75.54円もこの10年で記録していたんですね。
年 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 変動幅 |
---|---|---|---|---|---|
2010 | 92.97 | 94.98 | 80.24 | 81.12 | 14.74 |
2011 | 81.17 | 85.52 | 75.54 | 76.94 | 9.98 |
2012 | 76.88 | 86.78 | 76.02 | 86.73 | 10.76 |
2013 | 86.68 | 105.41 | 86.54 | 105.26 | 18.87 |
2014 | 105.24 | 121.85 | 100.75 | 119.66 | 21.10 |
2015 | 119.61 | 125.85 | 115.85 | 120.14 | 10.00 |
2016 | 120.21 | 121.68 | 99.47 | 116.85 | 22.21 |
2017 | 117.49 | 118.61 | 107.31 | 112.67 | 11.29 |
2018 | 112.61 | 114.55 | 104.64 | 109.57 | 9.91 |
2019 | 109.66 | 112.39 | 104.43 | 108.64 | 7.96 |
なぜ米ドル円の値幅は小さくなっているのでしょう。
ヨーロッパの経済不安、原油価格の問題、中国経済への懸念などから米ドルと円へマネーが流れているというような話もあります。
私は時々、主要な通過の組み合わせのチャートを流し見るんですが、米ドルとの組み合わせ、円との組み合わせは、米ドル円が動いていなくても動いているなという印象があります。ポンドとの組み合わせの動きが大きいなという印象です。
そのとき、米ドルとの組み合わせ、円との組み合わせのチャートは似たような動きをしているんですね。つまり米ドルと円が同じような強さで動いているのかな?という印象です。
まあチャートの形なので実際のところどうかは分からないですが、ここ最近は米ドルと円が強いという話があるので、結果この2通過の組み合わせは動きが小さくなっているという話も満更ではないのかなとも思っています。