先日「新日本プロレスワールド」に入会しました。
新日本プロレスの動画サイトで月額999円で見放題というものです。まだ全然目を通せていないのですが、過去動画はもちろんオリジナルコンテンツもあるようで非常に楽しみです。
やはり膨大なアーカイブを持っているということは強みです。サブスクリプションを使ったビジネスには最適でしょう。
利用者からすると月999円でこれだけのコンテンツを見ることが出来るというのは嬉しいです。一方で配信する側も放っておけば1円にもならない映像が毎月一定の収入につながるわけです。更にネットのおかげで世界中のファンが契約してくれるのですから広がりも国内でやっているのとは雲泥の差でしょう。まさにWIN-WINの関係です。
ちなみに、かつて海外のマニアは日本から流れたビデオを手に入れて日本のプロレス映像を見ていたそうです。恐らく誰かが海外に持ち出した映像がダビングされ広がっていっていたのでしょう。そんなマニアの努力も今ではリアルタイムで映像を手に入れることが出来るのです。
さて何故このタイミングで新日本プロレスワールドを見ることにしたのか。それは1月4日、5日に行われた東京ドーム大会を視聴したかったからです。
東京ドームで2日間に渡って行われた大会で7万人を超えるファンを動員したそうです。2000年代にお客さんが入っていなかった会場を見たことのある身としては、本当に頑張っているなあと思わずにはいられません。レスラーがテレビ番組に出て宣伝したり、様々な媒体で広告を打ったりしたのもあるのでしょうが、見たいと思う人がいなければ7万人も動員出来ませんから。
この大会で一番見たかった試合は、ライガー選手のラスト2試合でした。平成元年にライガー選手は登場しているのですが、私は登場したころからほぼリアルタイムで見てきたので思い入れが非常に強いのです。
特に1990年代にペガサスキッド、ブラックタイガー、エル・サムライ、ネグロ・カサス、大谷、金本、などなど数え上げればきりがないのですが、多くの選手との目を見張るような試合が繰り広げられてきました。それを何度も何度もビデオを巻き戻しながら見ていたのが思い出されます。
そして昨日6日に引退式が行われました。素敵な引退式で見ていて泣いてしまいました。
これらがリアルタイムで観戦出来るのですから、現代の技術やサービルは本当に有り難いものです。
ライガー選手の引退は寂しいのですが、過去の映像を見て懐かしく思いたいです。もちろん現在進行形の映像もバンバン見ていきたいですね。