非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

コーヒーショップ禁煙の動き

本日、ドトールコーヒーに行くと「今後、喫煙所では加熱式タバコのみ喫煙可能となります」というお知らせが掲示されていました。

以前からスターバックスではタバコを吸うことが出来なかったものですが、ドトールコーヒーでは分煙されていて喫煙可能であったこともありビックリしました。

調べてみると店舗により、紙巻きタバコも電子タバコも可、電子タバコのみ可、完全禁煙の3種類に分かれるのだそうです。私が行った店舗では電子タバコは可ということなんですね。

他のコーヒーチェーンではルノアールが紙巻きタバコの全面禁煙、サンマルクカフェも同様に紙巻きタバコ禁止になるであろう、とのことです。

健康増進法の改正が2020年4月から適用されることを受けてのものではあると思いますが、個人的には多いに賛成です。

これは私が個人的にタバコを吸わないからというのもありますし、喫煙者には一言もの申したいところもあるのですが、ここでは敢えて触れないことにします。

私が賛成する理由としてコーヒーショップで働く従業員さんのことが挙げられます。コーヒーショップで働く方々が皆さん喫煙者とは当然限らないでしょう。中には学生さんなど未成年者もいます。

そういう方々が喫煙室に入って商品を提供したり、掃除をしたり、また吸い殻、灰皿を片づけるということに私は非常に違和感を感じていました。気の毒だなあと思っていました。

健康を害するかどうかも重要ですが、本来仕事とは関係がないのにタバコの煙を吸わされるというのは何だか理不尽に思えていたのです。少なくとも私はそういう仕事は出来ないなあと思うのです。

実を言うと、コーヒーショップに関わらず、ビルの喫煙所を掃除されている方も気の毒だなあと思っています。掃除中であっても皆さん気にせずプカプカタバコを吸っていますからね。

要は雇用主は従業員の健康を害するような仕事をさせているのではないか?と思ってしまうのです。そもそもそういう目的で従事しているのではないはずなのに、といいうことです。


とは言え、喫煙が出来てコーヒーが飲める店舗というのは喫煙者にとっては有り難いお店ということになるでしょう。そういうお店がなくなることで足が遠のくお客さんもいるでしょう。売上に影響は出ないのでしょうか。中々の英断だと思うのです。

確かに喫煙者のお客さんは減ってしまうでしょう。その代わりにタバコの臭いがしなくなったということでやってくるお客さんもいるでしょう。

もしかすると喫煙者向けに諸々設備を整えるよりは、多少客足が減っても禁煙にした方がメリットがあるのかもしれません。

どのくらい売上に影響するのか、それにより今後の流れも変わってくるのでしょうね。