メルカリの傘下にあるメルペイがオリガミペイを手掛けるOrigamiを完全子会社化するというニュースがありました。
これによりメルペイとオリガミペイが統合されオリガミペイはサービスを終了するようです。
オリガミペイといえばQRコード決済の初期からサービスを提供しているイメージでした。どうやら2016年に決済サービスを始めていたらしく、楽天ペイやペイペイなどよりも早くから使えていたようです。
先行者有利とは言いますが、やはり時代の流れに上手く乗るかというのはあるのかもしれません。最近の傾向なのかもしれませんが、後出しジャンケンをしたサービスの方が多くのユーザーを得ている気がするのです。先に始まったサービスを見てから、大手がそれよりも良い物を作ったなら、そこには中々太刀打ち出来ないのでしょうか。
私も何度かメルカリで物を売ったことがあります。楽しいのですが発送が面倒で最近は使っていません。
しかし若い人達は、いらなくなった物をメルカリで上手に売っているようなんですね。
今年の初売りでは109とメルカリで共同で福袋に関するサービスを実施したというニュースがありました。そんなことをしなくても、何年も前から知り合いのお子さんは福袋に入っていた、いらない物をメルカリに出品していたようです。
まあそのくらい、個人間の売買が手軽になってきたわけなんですが、メルペイの面白いところはメルカリの売上を決済に使えるところだと思うのです。
メルカリの売上を引き落とすにはある程度の金額が必要なそうで、少額だと手数料を取られると。それで引き落とさないでいたら、私は売上が消滅していました。メルペイを使えば、消滅する前に買い物をすればいいわけですね。
他の決済サービスとは異なる特徴を持つメルペイが早くからサービスを提供していたオリガミペイと組むことで、QR決済サービス界隈が更に賑やかになってくるのでしょうか。