先日のブルームバーグの記事によると、日経平均月足のゴールデンクロスが間近なのだそうです。
何でも12ヶ月足と24ヶ月足のゴールデンクロスは長期のトレンドを見るのに有効で、またダマシも少なく信頼性が高いのだそうです。
過去20年で2回しか発生しておらず、大幅な上昇に繋がったとのことです。
私のチャートではもう少し発生しているのですが(笑)、いずれにしろ大きな上昇をしています。
ちなみにゴールデンクロスとは短期の移動平均線を長期の移動平均線が下から上へと突き抜けて上昇するチャートの形を指します。
チャートなどオカルトである、という人もいるわけですが、どうせ何が起こるか分からない世の中です。もしかしたら起こるかも、と思って頭の片隅に置いておいても悪くはないでしょう。
そんな長期上昇か?と思わせる記事が出た翌週に、いきなり日経平均が大幅下落してしまうのですから、本当に何が起こるかなんて分からないものです。まあ何が起こるか分からないから面白いのですが。
大幅下落の一番の要因は中国で発生した新型肺炎の影響でしょう。
春節によるインバウンド効果の期待も下がってしまったことでしょうし、また海外渡航を控える人も多いことでしょう。
本日はインバウンド関連銘柄が大幅下落した模様です。
こういった突発的なニュースに市場は振り回されるのですが、まあなんだかんだで落ち着くところに落ち着いていく、これが月足のような長いスパンのチャートなのでしょう。この辺をダマシが少ないと言っているのかもしれません。