非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

CFPに関する検索キーワードから

このブログですが、結構CFP関連の検索キーワードで見に来て下さる方が多いようです。

せっかく見に来て下さるのに、一般的なFPではない(と思われる)私は、参考になることをあまり書けないのですが、そういったキーワードの中から、いくつか私自身のことを書いてみたいと思います。

勉強法

受験する方にとって一番気になるのは勉強法でしょう。

資格取得の学校に通うとか通信教育を受けるとか、いくつか考えられる勉強法があるでしょう。私は完全に独学で合格しています。

特にCFP試験に特化した話ではありませんが、参考書を読んで勉強したという感じではありません。

分かっても分からなくて良いので、とにかく問題集を解きます。当然分からないものも多々あります。分からない時は頑張らないですぐ解答を見ます。その時に大事なのが解説文です。解説文が分からないことも多々あります。それでもあまり深入りしないで次の問題に進んでいきます。

似たような問題を何度も解いていると分からなかった解説が分かるようになってきます。また全く違う問題を解いているうちに、以前理解できなかった解説文が理解出来るようになるケースもあります。

ひとつ問題集を決めたら、それを何度も何度も解いていきます。繰り返すことで理解が深まっていきました。

CFP試験の問題集はあまり選択肢がないのですが、私はFPK研修センター株式会社さんから出ている
「CFP受験対策精選過去問題集」を買って何周も解き続けました。解説文も丁寧でわかりやすいです。

この問題集は科目ごとに全6冊出ています。年に1回新年度版が出るので、なるべく最新のものを使うことをお勧めします。

参考書

CFP試験用の参考書が出ているようです。またFP1級の参考書も役に立つでしょう。

しかし私はいわゆる試験用の参考書は買いませんでした。

基本的には上記の問題集を解きましたし、解答の解説文を重視しました。

問題を解いているうちに、理解出来ないことや、興味が出てくることが出てきます。そういう時は関連する書籍を読んでいました。それは試験の参考書ではなく、新書だったり、専門書だったりしました。ビジネス書であることもあります。

案外こういう本の方が頭に入りやすかったりします。

勉強時間

勉強時間について検索している方もいるようです。○○試験に受かるためには3000時間の勉強が必要だとかいったことを期待されているのでしょう。

私の場合は仕事をしながらの勉強ですから、まとまった時間を作ることができなかったのです。ですから実際にどのくらいの時間勉強したのかは分かりません。

平日ですと仕事に行く前に30分とか帰りに1時間とかいった感じで空いている時間にちょっとずつ問題を解くことを心掛けていました。だからといって休みの日に何時間も勉強するということはしていませんでしたが。

どちらかと言うと、1日に何時間とかトータルで何時間というのではなく、例えば2週間で問題集を1冊解き切ろうといった感じで、目標を決めて勉強していました。

実際にはある日に全く勉強出来なくても、それを別の日に補填するといった感じでやっていました。

私の場合、1回の開催で1科目合格を目指していたので、比較的余裕を持って勉強出来ていました。

難しかった

CFP試験が難しいかというと、どうなんでしょうか。

よく言われるのは金融試験が難しいと言われているようです。ですが私にとっては金融は元々好きで知識を入れていたこともあり、比較的簡単であったという印象です。

保険は簡単だという話もあるようですが、私は保険については苦手意識があって非常に苦労しました。

勉強という意味で一番大変だったのは社会保険についてでしょうか。年金の計算は本当に勉強が大変だったですし、覚えるのにも随分苦労した記憶があります。

私のような門外漢は専門分野がないので苦労しましたが、CFPを取ろうなんて人は仕事上関わっている分野がある人も多いのではないでしょうか。

金融関係の人なら金融が強いでしょうし、保険屋さんなら保険に強いでしょう。

各科目、大体30%くらいの合格率なのかな?という印象です。合格率だけを見るとそこまで難しい問題ではないのでは?と思われるかもしれません。

CFPを受験する人はAFPを持っているはずですので、それなりに知識を持った状態で受験する方が多いでしょう。またCFPを受ける方の中には実務に深く関わっている方も多いことでしょう。

そういう人達が受験して30%という合格率であると考えるなら、それなりに難しいのではないかとも思っています。

まあ専門家でもない私が受かったのですから、頑張れば受かると思っています。

金融 難しい

「難しい」というキーワードと併せて「金融」がキーワードとしてありました。CFP試験では金融が一番難しいという話もあるようです。

金融が難しいというのには、計算問題が多いことがあるのかもしれません。金利計算などは理解しないと難しいかもしれませんね。

計算問題を解くに当たり、公式を覚えて、そこに数字を当てはめれば問題を解くことは出来るのです。私の場合は公式を暗記するというのが苦手なので、なんでこういう計算をする必要があるのか、その意味を考えるようにしてきました。すると公式を忘れたとしても、まあそれなりに導き出すことが出来るんですね。

計算問題もそうですし、暗記物もそうですが、具体的な事象と関連付けると頭に入りやすいですね。