私がよく行くドトールコーヒーは21時までの営業が、今週から20時までの営業に変わりました。
理由は特に言われていませんが、客が少なく、売上が厳しい、これなら早くに閉めた方がいい、ということなのでしょう。3月に入ってからのことと思いますが、明らかに夕方に行くと店内が空いているのです。
何しろテレワークをしましょう、時差勤務をしましょうというご時世ですから、ますます利用者が減ってしまうことでしょう。
先日見たニュースでも、飲食、観光、交通といったジャンルが軒並み売上を落としています。
一方でアマゾンが増員して現状に対応するというニュースも出ていました。というのも外に出ない代わりにネットで買い物をする人が増えているんですね。
もちろん、こういった状況は実感としてあるわけです。実感しているということは中々の事態なのだと思うのです。
新型コロナウイルスの影響で外に出ず、ネットでモノを買うことを「巣ごもり消費」などと呼ぶようです。
アマゾンのようなネット専業は分かるのですが、西友のように実店舗がありネットでの販売をしているような企業も売上が増えているようです。
日経新聞によると意外なモノが売れているのだそうです。
例えばトランポリンが売れているとか。休校の子どものために自宅で使える簡易的な遊具が売れているのだそうです。
高級ワインが売れているというのもあるそうです。
外でお金を使わない、使えない→普段使わないネットショッピングを利用してみよう→意外とネットショッピング楽しいな→また色々買ってしまう
なんて構図があるかもしれません。これは私が勝手に思ってるだけですけど。特に普段ネットショッピングをしない人、現金しか使わない人は、はまってしまうと知らずにお金を使ってしまっているかもしれません。
こういうときでもストップ高、大幅な株価上昇となっている企業があります。パッとみた感じ、製薬会社、ネット販売会社などが見受けられますね。
こういう事態に苦境に陥るところもあれば、逆に好況に沸くところもあるという、なんとも皮肉な話です。