先日モーサテでモーサテクイズを見ていたら敵対的買収に関するクイズが出題されていました。
解答は4択で「ホワイトナイト」「クラウンジュエル」「ポイズンピル」「ゴールデンパラシュート」から選ぶというものでした。
ホワイトナイトくらいは聞いたことがあるものの、他のものは聞いたことがなかったので調べてみました。
そもそも敵対的買収とは
敵対的買収とは、買収側が相手側の経営陣の同意を得ないでTOB(株式公開買い付け)などにより買収を仕掛けることを指します。
経営権を支配するには、議決権の過半数を取得すればいいわけで、このために株式の取得を目指すことになります。
2000年代のライブドアによるニッポン放送株の取得などが印象に残っています。
それでは買収される側はどのようにして買収に対抗するのでしょうか。
ポイズンピル
事前に新株予約権をを既存の株主に発行しておきます。もし敵対的な買収者により一定量の株式が買収された場合に、毒薬条項(ポイズンピル)により新株が発行されます。
それにより買収者が所有する株式数の、発行株式数全体に対する割合が小さくなり支配権が弱まるというものです。