最近の話題のひとつはテレワークではないでしょうか。
国や自治体がなるべく外を出歩かないようにとテレワークを推奨しています。ちょっと前からは電車に乗っていると社内放送でテレワークをお勧めされています。
テレワークを推奨されて困るのが導入出来るのか?というところです。もちろん仕事によってはテレワークしようがないのですが。仮にテレワークを出来るデスクワークであったとして、ではその仕事をどのように行えばいいのか、どう導入すればいいのか、これがひとつ大きな壁でしょう。
そして出来るとなったとして、次に心配になるのがセキュリティの問題でしょう。自宅で仕事をしたとして、機密情報が漏洩してしまうのではないか、そうなったときの社会的責任はどうなるのか、そんなことを考えると不安は尽きません。
最近、遠隔地との会議に使えることで人気となっているZOOMがセキュリティ上の問題があるということで話題になっていました。
しかし、現在の状況がテレワークをしないことにはいけないのではないかという風潮にもなってきていて、通常の企業では考えられない急ピッチで物事が決まっているようにも見受けられます。
そういう世の中の流れを受けて、テレワーク関連企業の株価が注目されています。
先日はハイパー(3054)がストップ高となっていました。リモートデスクトップツールの提供を始めたりとテレワーク関連の事業にも積極的なようです。
ブイキューブ(3681)はウェブ会議に強い企業かなというイメージでいるのですが、こちらも株価が上がっていますね。
オプティム(3694)やソリトンシステムズ(3040)はテレワーク用の製品を無償提供しているそうです。
他にもセキュリティ関連や周辺機器、ITサポートの企業が注目されていくことになるでしょう。
個人的には株価に影響が出るかは別として、リモートデスクトップの技術が今後より進化してテレワークの推進に一役買うことになるのではないかと思っています。
テレワークの分野は新型コロナウイルスの影響を受けて注目を集めていますが、働き方改革でも注目されていましたし、今後多様な働き方の選択肢のひとつとして広がりを見せていくと思っています。今後に注目のジャンルではないでしょうか。