昨日、6月7日をもってイトーヨーカドー長野店が閉店しました。
1978年のオープン以来、42年間営業してきた同店でしたが、郊外店との競争やネット販売の影響により採算が落ちてしまったこともあり閉店となりました。
最終日の開店前には100人ほどのお客さんが並んだそうです。
近隣の住人にとっては生活に必要なお店でもあったとのことで、閉店することで困る方も多くいるとのこと。土地と建物を管理する長野電鉄はスーパーなどの誘致をするそうですが、今のところオープンは来夏とのことです。当面はイベントや仮店舗などが開かれるようです。
このお店は私にとっても大変思い出深くて、閉店前に一度行っておきたいと思っていましたが、コロナの影響もあり残念ながら行くことは叶いませんでした。
42年という長い歴史があれば、周りも変わっていきますし、そこに適応していくのも中々難しい、残念ですがこれも時代の流れなのかな、と思わずにはいられません。
最後に長野に行ってからしばらく経ちますが、イトーヨーカドーが閉店することで権堂周辺の様子は大きく変わることでしょう。30年以上前、子どもだった私は権堂に行くと街に来たなあとちょっと大人になった気分でいました。そんな素敵な権堂に再び戻って欲しいなという気持ちもあります。
イトーヨーカドー開店当時から店内にあった喫茶店「珈琲専科ブラジル」は権堂のアーケード沿いに移転するということです。今度、長野を訪れた時にはぜひ伺ってみたいなと思っています。