非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

プログラムが出来ないからと言ってアプリ制作を諦めることはない

我々が普段使っているスマホのアプリやパソコンのソフトウェア、これらはプログラミング言語を駆使して開発をしています。

最近では学校でプログラミングの授業があるということですが、プログラミング言語を修得するのは簡単なことではありません(出来ないということではありません)。

何かしらアイディアがあって、こんなソフトがあればいいのになあ、と思う人はいるかもしれませんが、実際に作るとなるとプログラミング言語という壁に阻まれます。

ならば他の人に作ってもらえばいいんだとなるのですが、ソフトを作ってもらうには結構なお金がかかります。某アウトソース系のサイトを見ると、ソフト開発を発注する人の単価の安さに驚かされます。これで受けてくれる人はいるのかな?と思うくらいです。逆に言うと、発注する側はこんなに請求されるのか?と驚くかもしれません。

またアプリを作るとなると、その仕組みを理解する必要が出てきます。例えば、AndroidiOSでは開発の言語も作り方も異なります。

以前、Androidアプリ開発に関わったことがありましたが、言語云々の前に、Androidアプリの作り方という部分で覚えることが多くて面倒だなと思ったものです。

日経電子版に面白い記事がありました。何でもプログラミングの知識がなくてもソフトの開発ができる「ノーコード/ローコード」という技術への関心が高まっていて、マイクロソフトやグーグルなどが関連する企業の買収に動いているのだとか。

画面上での操作や簡単な入力でソフトが作れてしまうというものなのだそうです。2020年の関連サービス市場は約67億ドル、2024年には145億ドルになると見られているようです。

随分前の話になりますが、パソコンで一般の人が開発したゲームを楽しんでいた時期がありました。最初の頃はプログラムが出来る人たちが作ったゲームだったのですが、徐々にプログラムの知識がない人がゲームを作って公開するようになってきました。

「Click & Play」とか「RPGツクール」といったゲーム作成ソフトとでもいったものでしょうか。私は使ったことがないので分かりませんが、どうやらプログラムの知識がなくてもゲームを作れるという代物だったようです。

これにより一般の人が作るゲームの質が一気に高まり、面白いゲームが多々登場しました。

プログラムができる=面白いゲームが作れる、とは必ずしもならないですからね。ところがアイディアがあるけどゲームを作る技術がなかったという人が自作でゲームを作ることが出来るようになったのです。もちろんピンキリではありましたが(笑)。

何でもプログラムが出来る、IT技術者は不足しているようで、ノーコードのツールでソフト開発をするという流れは大きくなっていくものと見られているようです。

プログラムを生業としている身としては悩ましい事態なのでしょうか。

私個人としてはプログラミングの知識がある、そしてそういったツールを使ってソフトの開発も出来るとなれば、出来ることの幅が広がると思っています。様々な技術を網羅するというのは中々難しいものがあります。使えるツールは積極的に使っていきたいと思っています。

とりあえず、どんなものなのか使ってみたいですね。とても興味があります。