アメリカのセグウェイ社は、セグウェイの生産を終了すると発表しました。
セグウェイというと、二輪で立ったまま乗る乗り物で、重心を移動させることで操縦するというものです。
とんでもない乗り物が発明されたというニュースが出たときがありました。ついに空飛ぶ自動車が出るのか?なんて感じで様々な憶測の空想(妄想)が飛び交った記憶があります。ついにお披露目となったときに、あのセグウェイが紹介されて、何がすごいのか分からず皆がきょとんとしたものです。
それが2001年のこと、もう19年も前のことになるんですね。
実際にはちょっとした体重移動で動く、機動性の高い乗り物で、商業施設、観光地などで活用されてきたのですが、値段の高さと日本では公道で乗れないことなど、普及するには様々な問題があったようです。
セグウェイは2015年に中国のロボット関連企業、ナインボットに買収されていて、ナインボットは今後も移動用マシンを開発していくということだそうです。
私はセグウェイを見たことすらないので何も言えないのですが、きっと非常に便利で素晴らしい乗り物なのでしょう。しかし、それをどう活用すればいいか提案出来なかったというのが普及に繋がらなかった原因なのでしょう。いわゆるマーケティングでうまく立ち回れなかったのかな?と思います。乗り物ということで行政との調整も大変だったのかもしれません。
よく技術があるけど売れない、逆に技術は大したことないのに売れる、そんな現象を見かけますが、やはり売り方というのは大事なんだろうなと感じたニュースでした。