非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

投資信託の積立額が増加傾向にあるというが本当だろうか?

インターネット証券大手5社によると月間の投資信託積立額が2019年末に比べて6月末時点5割増えているとのことです。

新型コロナウイルスにより相場が急落したのを受けて積立投資を始めようとした個人投資家が増えたものとみられています。

今回の相場下落は非常に急なものでしたから入るのは結構勇気がいるものだったと思うのです。安くなったから買ってみようかなと逆張りを狙っていたのか、なんとなくなのか、いずれにしても中々にしたたかだなと感じます。

正直、下落期間は短く、戻りが早かったのでどれほどメリットを受けられたのか、これから受けることが出来るのかは分かりませんが、大きく動いているときはチャンスでもあり、ピンチでもあり、何が起こるか分からない面白さがあると思います。

昨年の2000万円問題もあり、NISAやiDeCoの口座を開く人も増えているということですが、今年の1~3月には資金の流入が落ちたという話もあり、その時々の相場に応じて投資を始めたり止めたりする人が多いのだろうなと思われます。実際、積立投資を始めてみたものの1年、2年で止めてしまう人が多いのだそうです。

良いときも悪いときも、淡々と買い続けるのが積立投資の良いところだと思っています。何らかの才能のある人は別として、下手に相場観を入れるとうまくいかないものなんですよね。あまり何も考えずに投資をパターン化、ルーチン化してしまうといいと思うんです。