非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

コロナ禍での資格試験事情

新型コロナウイルス感染の観点から人が集まることが出来ないという状況が続いています。

各種スポーツイベント、音楽イベント等は開催出来ない、収容人数を縮小するなど様々な対策を採りながら少しずつ動き始めている、というのが現在の状況でしょうか。

人が集まるという点では資格試験も同様でしょう。

英語の試験としておなじみの英検、TOEICTOEFLも開催が困難な状況にあります。

10月4日にTOEICの試験があるのだそうですが、公式サイトで受付が開始されるとアクセスが集中、システムに影響が出て受付を中断する事態になったのだそうです。

後日、抽選による申し込みとなったところ、約2万3千人の当選者に対して応募者は約9万9千人、倍率は4.3倍ということで、受験すること事態が中々に競争率が高いものとなってしまっているようです。

こういう状況になったのには、使える会場が少ないということ、また試験会場内で座席の間隔を確保しなくてはいけないという問題があることでしょう。

私も過去にTOEICTOEFL、英検を受験したことがあります。大体、会場はどこかの大学、高校、専門学校といったところでした。座席は前後左右、全方向で他者と距離が近かったです。普通に学校の座席の間隔を使っているわけです。受験者は多かったなあという印象です。

試験時間もそれなりに長く、不特定多数の人と長時間、閉じられた空間にいることには不安を感じる人もいることでしょう。

何もこんな時に資格試験なんて、と思う方もいらっしゃるでしょう。しかしTOEICだと大学入試に必要であるとか、大学で進級するのに必要であるとか、スコアを確保しておかないといけないという事情のある人もいるようで、そう簡単な話とはいかないようです。

今後、オンライン試験というのも話題に上がってくることでしょう。しかし、その結果が果たして公平、公正なものなのか判断が難しいものとなるでしょうね。

話は変わってFP試験ですが、2級と3級は年に3回(5月、9月、1月)に実施されます。

今年度の第1回試験である5月は中止となりました。第2回である9月は実施の方向で進んでいるようです。

対策として、マスクを着用しましょう、発熱がないことを確認しましょう、会場の換気をします、などの一般的な対策は採られるようですが、これで絶対大丈夫という対策はないわけで、どこかに不安を抱えながら実施する試験というのは大変なことと思います。

最近、カフェで学生さんが勉強している姿をよく見かけます。昔から夏は天王山なんていって夏休みこそが受験勉強で大事だみたいなことを言われていました。そう、8月も後半、受験生にとっては大学受験が現実味を増してくる時期なんですね。

大学受験も果たしてどのように実施されるのか非常に難しいことと思います。資格試験とは規模が違いますからね。

何とか良い方法が見つかって、努力が報われる、無駄にならない体制に向かって欲しいです。