非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

大統領選挙直前の株価の動きはどうなっているか?

3日に米大統領選挙が行われます。連日、大統領選挙関連の報道がされています。

私が初めてアメリカに行った時というのが、ジョージ・W・ブッシュが大統領になる直前の頃でした。ちょうど大統領選挙の時期だったんですね。

選挙のありようは全く分かっていなかったのですが、日本の選挙とは雰囲気が随分違うんだなと思ったのを覚えています。

あれから20年が経ちました。ニュースで見るアメリカの状況は随分趣を変えています。曰わく、国を大きく二分していると。

政治的なことは分かりませんが、民主主義って何だろう?と思わずにはいられないところです。

もちろん遠くからニュースで見ているだけで、実際に現地でその空気を感じているわけではないので、本当のところは分からないのですが。

さて、ここ2週間ほど、米国株は軟調というか、下がっているなあという印象があります。

確かにダウを見ると、10月12日をピークに最大3000ドル近い下落をしているんですね。

もちろんヨーロッパをはじめ、新型コロナウイルスの感染がまた広がっていて、ロックダウンなんて話も出ているわけで、そういう状況も影響しているでしょう。

それに加えて大統領選挙の行方が見えないという点も影響しているものと思われます。

バイデン氏優勢という見方が強いようですが不確実です。またバイデン氏が勝ったとして、トランプ大統領がそれを受け入れないという見方があるということです。

場合によっては政治的空白が生まれることもあるでしょう。

選挙の結果による先行きが見えないという不安もあるでしょう。

大統領選挙による乱高下を嫌ってポジションを減らすという動きが多く見られています。

VIX指数も先週は急上昇していて、乱高下に警戒する投資家の心理も見えてきます。

よく言われるアノマリーですが、大統領選挙の年は株価が上がると言われます。

因みに過去の大統領選挙を見ると、選挙前は上がるか下がるかはトントンといったところのようですが、選挙後は上がることが多いということです。

今回の大統領選挙はこれまでとは随分違うもののように思われます。あまりいい意味ではないですが。結果がどうなるのか、また株価にどう影響するのか、とても気になります。