非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

3月雇用統計

2日、米労働省が2021年3月の雇用統計を発表しました。

予想 結果
非農業部門雇用者数変化 66.0万人 91.6万人
失業率 6.0% 6.0%

景気動向に敏感に反応する非農業部門の就業者数は91.6万人増と市場予想を上回る大きなプラスとなりました。失業率は6.0%と0.2%低下しました。

アメリカでは新型コロナウイルスワクチンが普及していることが、雇用回復の大きな要因と言えるでしょう。ワクチンの接種が経済再開につながり、飲食や娯楽産業にも人が戻って来ているようです。

2日は祝日でお休みだったためか、あまり市場にはインパクトがなかったようです。週明けに反応があるのでしょうか。

コロナショック前と比べてGDPは97%ほどまで戻しているのに対し、失業者は970万人超と570万人ほどだったコロナショック前とは大きく差が出ています。失業率は約3.0%だったのが現在は6.0%という状況。経済は回復しているのに雇用がそこに追いついていないわけです。

これは例えば、最近よく聞くDXのような形で雇用を抑えつつ経済を回していけるようになっているのかもしれません。コロナをきっかけに働き方や仕事の仕方は変わっています。景気が回復することが雇用の回復につながることと同義ではないのかもしれません。私達は働き方について考えを改めないといけない、そういう局面にいるのでしょうね。

さて今後のこととなると、経済は回るようになってきているとなるとFRBによる緩和縮小が行われるのかが注目されるところでしょう。

当面緩和策を継続するとされているものの、しばらくは景気も雇用も順調に回復すると見込まれています。株価は高値を付け続けています。そして長期金利も上がっています。

市場は過熱感が高い、いやいやまだまだ上がる、様々な意見が出ているようです。どこかでこれってバブルなのでは?と思ってみたり、でもここで離れたら儲けるチャンスをみすみす逃してしまうと思ってみたり。答えは近い将来に分かるのでしょうが、どこかに警戒感は持っています。

緩和縮小となると市場にはそれなりにインパクトがあり、年内にはあるのではないかという専門家もいるので、市場のメッセージには注意を払っておいてもいい時期なのではないでしょうか。