8日、米労働省が2022年6月の雇用統計を発表しました。
予想 | 結果 | |
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非農業部門雇用者数変化 | 26.4万人 | 37.2万人 |
失業率 | 3.6% | 3.6% |
景気動向に敏感に反応する非農業部門の就業者数は37.2万人増となりました。失業率は3.6%と前月から横ばいでした。
低い失業率が引き続いています。
平均時給は前月比で0.3%、前年同月比で5.1%上昇ということで、こちらの上昇も続いています。
依然として人手不足が続いているとのことで、それにはコロナ禍で仕事を辞めた年齢層の高い人達が復職していないという面もあるそうです。
金利上昇や供給不足で雇い止めもあるそうですが、それを上回る求人もあって、すぐ仕事が見つかるとか。
前回FOMCで金利上昇のペースが上がったのですが、労働市場の強さを受けて、更に利上げの動きが加速することも警戒されそうです。