5日、米労働省が2022年7月の雇用統計を発表しました。
予想 | 結果 | |
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非農業部門雇用者数変化 | 24.9万人 | 52.8万人 |
失業率 | 3.6% | 3.5% |
景気動向に敏感に反応する非農業部門の就業者数は52.8万人増と予想を大きく上回る結果となりました。失業率は3.5%と歴史的な低水準にある中、更に低下しました。
事前予想が低めだったのは、一時解雇が増えていることが要因のひとつにあったようです。
しかしながら失業率の更なる低下、就業者数の大きな伸びは、解雇による失業を十分にカバーしているのでしょう。
平均時給は前月から0.5%伸びており、これは依然として人手不足を示しているのでしょうか。
賃金が上がる、物価が上がる、でも賃金が上がっているから消費に繋がる、インフレが止まらない、手を打っても止まらない。何とも収拾のつかないようにも見えます。
強い物価上昇、強い雇用、今後のFRBの動きにも大きく影響するかもしれません。