非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

介護保険について

ある日、給与明細を見ると社会保険料が上がってガッカリする日がやってきます。

40歳になると介護保険の被保険者となり、年金や健康保険に加えて介護保険も徴収されるようになります。

介護保険を徴収されたことにか、40歳になったことにか、いずれにしろ私自身も随分ガッカリしたものです。

介護保険とは意外にも2000年に創設された比較的新しい制度です。健康保険同様、みんなで要介護者を支えていきましょうという制度です。実際、介護保険は加入している健康保険組合等を通して徴収されます。料率や保険料の計算方法も加入する健康保険組合等により異なります。

40歳から64歳まで被保険者として保険料を徴収されます。

65歳以上になると一定の要件を満たすと介護サービスを受けることが出来ます。

私の祖父も祖母も介護サービスを受けました。これは本当にありがたい制度でした。もちろん金銭的な点も上げられます。しかしそれ以上にケアマネージャーさんを始め、様々な介護のプロからのヘルプが受けられるのです。

例えば車椅子ひとつとっても介護を受ける方の状態により選択肢は変わってきます。こんなことは素人には分からないんですよね。

自治体への手続きにしても、どのようなことをしていいのか分からない、そもそも何があるのかも分からない、こういったことへのサポートもありました。

何より介護というのは先の見えないことで精神的にも大変辛いのです。こういった介護をする側へのプロからの言葉にも随分助けられるものです。

何ともまとまりのない話になってしまいましたが、徴収されるのはガッカリだった介護保険ですが、実際に必要となったときには本当にありがたい制度です。現場で働いている方々はとても一生懸命に応対してくださいます。今では感謝して徴収されています。