6月14日に開かれたFOMCでFRBは利上げを見送りました。昨年3月の利上げ以降、11会合振りに利上げを行わないという決定となりました。
なお5日の議事要旨では、複数の参加者が今後の利上げ継続を支持したとのことです。
よく言われる「物価上昇率2%」に落ち着く兆候が見受けられないということを理由にあげているようです。
1年ほどの間に5%もの利上げを行なってきたものの、物価は上がる、失業率は歴史的低水準と、思惑通りにはいっていないのでしょう。
そして年後半には景気後退に入るのではとも予想されています。
残り2回の利上げがあるのではないかと言われていますが、どうなっていくのでしょう。現在のFRBの動向にはネガティブな話が多く聞こえてきているように思われます。