非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

投資

日経平均3万円超え、どこまで続くのか?

本日の日経平均は、前週末の終値と比べて65円53銭高の3万447円37銭となりました。8月31日に2万7690円から8連騰を含む大きな伸びを見せました。9月9日は前日終値を下回ったものの、8月31日以来10日連続で陽線をつけています。他国に遅れをとっていた日本市場…

株価連動債とは何か?買うべきか?

先日、ある会社の社債が発行されるということで申し込みを受け付けていました。パッと見ると利率が10%となっているではありませんか。債券というと安全なイメージがあります。まず元本割れしないというイメージです。実際には国債でも元本割れしないという…

米長期金利の上昇と株価の下落と

26日の東京株式市場で、日経平均は前日比1202円安の2万8966円という大きな下落を見せました。ここ最近グングン株価が上がり30000円を超えていた中での大きな下落には驚かされました。1202円という下げ幅は2016年6月以来、4年8ヶ月ぶりとなる大きなものだった…

30年半ぶりの日経平均3万円台回復

今週は景気の良い話が多かったように思えます。週始めの15日月曜日には、日経平均が3万円を突破しました。これは1990年8月以来のことで、30年半ぶりのこととなります。ニュースで年配の市場関係者や投資家がコメントを出しているのを聞いていて、バブルの頃…

2020年を振り返って

2020年も終わりを迎えようとしています。昨年の今頃はどんなことを考えていたのでしょう。2020年には東京オリンピックが開催されているはずでした。大きなイベントに観光業は期待しかなかったでしょう。オリンピックによる経済効果には多くの人、業界が期待…

ダウ史上初の3万ドル超えと日経平均29年半ぶりの高値

今週の米国市場株価では24日に史上初となるダウ工業株30種平均が3万ドルを超えました。米国で政権移行の動きが見えてきたこと、新型コロナウイルスのワクチン開発が進んできたこと、などが好感を得たのでしょう。株価は上昇しました。ダウが初めて2万ドル台…

大統領選後の株価はどうなったか

米大統領選でバイデン氏が勝利を確実にしたと報道があってから1週間が経ちました。この1週間は世界的に株価が上昇するという流れになりました。米大統領選でバイデン氏が勝利するとのニュースがひとつでしょう。そこに加えて新型コロナウイルスのワクチンに…

29年ぶりの日経平均高値と米大統領選挙の行方

6日の東京株式市場で、日経平均株価は2万4325円で週の取引を終えました。この株価は1991年11月以来の高値でして、バブル崩壊後の高値ということになります。ひとつには米大統領選挙の行方が見えてきたこと、そして今後の日本経済への回復期待が盛り込まれて…

大統領選挙直前の株価の動きはどうなっているか?

3日に米大統領選挙が行われます。連日、大統領選挙関連の報道がされています。私が初めてアメリカに行った時というのが、ジョージ・W・ブッシュが大統領になる直前の頃でした。ちょうど大統領選挙の時期だったんですね。選挙のありようは全く分かっていなか…

鬼滅の刃がニュースウォッチ9のトップになるほどの社会現象

連日、鬼滅の刃がニュース番組でトップを飾るほどに社会現象となっています。先日全国で公開された映画、無限列車編が好調、いや絶好調なのです。公式ツイッターによると、公開から10日間で107億円を超える興行収入を記録したとのことです。これは史上最速の…

議決権の不適切集計はなぜ起きたのか?

東芝から端を発した 東芝において議決権が正しく行使されていないのではないか?という指摘がありました。調査の結果、全体の1.3%にあたる1139通の議決書が無効になっていたことが明らかになりました。議決権の集計は、東芝から三井住友信託銀行に委託されて…

ソフトバンクグループによるオプション取引

先日、ソフトバンクグループが米国のオプション取引により40億ドルの含み益を抱えているというニュースがありました。日本円にして4000億円を超える利益ですから相当なものです。この取引が米株式市場の株価高に繋がったのではないかという声もあるようです…

バフェット氏による日本商社買い

先日、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイ社が日本の5大商社株を取得したというニュースがありました。三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、住友商事の5社です。投資額は63億ドルとのことです。日本円にして6000億円以上という額で…

驚くほどシンプルで一生使える投資の極意

「驚くほどシンプルで一生使える投資の極意」という本を読みました。最近、書店でよく見かけていて読んでみようと思っていた本です。気になりつつしばらく買わずにいたのは、パラっとめくってみると対話形式になっていて、初心者向けの内容かなと思ったから…

なぜ銀が高騰しているのか?

最近、銀が高騰しているというニュースをよく耳にします。そもそもとして、金を持っている人が金価格がかなり上がっているので売ろうかなという話を聞いていました。景気後退局面にある(と思われる)中で不確実性が非常に高まっています。そうすると安全資…

ポートフォリオのリバランスとは何か

資産運用における商品には、株式、債券、不動産、金、など様々な種類があります。様々な種類を組み合わせたものをポートフォリオといいます。通常だと株を40%、債券を30%、不動産を30%のように商品の割合を決めて保有します。この保有の割合によってポートフ…

投資信託の積立額が増加傾向にあるというが本当だろうか?

インターネット証券大手5社によると月間の投資信託積立額が2019年末に比べて6月末時点5割増えているとのことです。新型コロナウイルスにより相場が急落したのを受けて積立投資を始めようとした個人投資家が増えたものとみられています。今回の相場下落は非常…

駅探に突きつけられた株主提案

駅探という乗り換え案内サービスを提供している会社があります。マザーズに上場している企業なのですが、この企業の大株主であるCEホールディングスから全役員の解任を求められているというのです。一体何があったのかというのはCEホールディングスのHPに書…

ダウ過去4番目の下げ幅を記録

11日の米株式市場ではダウが前日比1861ドル82セント安の終値2万5128ドル17セントとなりました。一時は1900ドルを超す下げ幅を記録し、終値でみて過去4番目の下げ幅となりました。ここ最近、コロナからの景気回復の兆しなのか、株価も勢いよく回復していたの…

FIREと4%ルール

最近「FIRE」という言葉を聞くことがあります。「FIRE」とは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、「経済的自立をして早期退職をする」くらいの意味合いでしょうか。「FIRE 最強の早期リタイア術」という本が出ていたので読みま…

高パフォーマンスの楽天ボラティリティ・ファンドとは

最近、金曜モーサテでは投信ランキングというコーナーがあります。今朝の放送では「直近3ヶ月の上昇ランキング」というランキングでした。そこで上位1位と2位だったのが「楽天ボラティリティ・ファンド」という投資信託で共に40%を超える上昇だったそうです…

給付金などのお知らせがLINEから

コロナ関連で厚生労働省からのアンケートが複数回、LINEに届いたのは記憶に新しいところです。恐らくスマホを利用している方であれば、かなりの割合でLINEを利用しているのではないでしょうか。やはり利用者が多いというのは非常に強みです。そして皆が知っ…

ソフトバンクグループの巨大な赤字

5月18日にソフトバンクグループは2020年1~3月期連結最終損益が1兆4381億円の赤字であると発表しました。ちょっと想像もつかない額です。ちなみに前年同期は1271億円の赤字ということで、これも大きいのですが、その10倍超という額となっています。四半期の…

バークシャーによる金融株売却

ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが航空株を売却したニュースが入ってきたのは、つい先日のことでした。www.fpsobako.workそれから時をおかず、今度は金融株を売却したというニュースが入ってきました。13日に、米大手地銀USバンコー…

優先株とは何か?

優先株というものがあります。一般的な株と債券の間くらいのものだという説明をされている方もいます。ここでは一般的に取引されている株を普通株と呼ばせてもらいます。普通株との違いとして、優先株は優先的地位を持っているという特徴があります。配当金…

変わった世界はどこへ向かうのか

5月2日にウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハザウェイが年次株主総会を開きました。この年次株主総会はオマハの賢人バフェット氏やそのパートナーであるチャーリー・マンガー氏の声を直接聞けるということもあり世界中から株主が集まるという言…

テレワーク関連銘柄に注目

最近の話題のひとつはテレワークではないでしょうか。国や自治体がなるべく外を出歩かないようにとテレワークを推奨しています。ちょっと前からは電車に乗っていると社内放送でテレワークをお勧めされています。テレワークを推奨されて困るのが導入出来るの…

ドルコスト平均法はダメなのか?

積立投資、ドルコスト平均法はダメな投資法だと捉えられなくもない記事がありました。なぜ「捉えられなくもない」という曖昧な表現なのかというと、今の急落相場で積立投資は使えない投資法だと思わせるような記事のタイトルなのです。そこで記事を読んでみ…

純資産残高が大きければいい投資信託なのか

投資信託を評価するにあたり、様々な基準があります。その中に純資産残高があります。純資産残高が大きいということは、その商品に大きいお金が入ってきている、つまり売れていると言えるでしょう。現在、国内で最も純資産残高が大きいのは「ピクテ・グローバ…

まとまったお金がある場合、どうすればいいか?

先日、「まとまったお金が出来たので運用したいのだが、どうしたらいいか?」という相談を受けました。その方は個人事業主なのですが、定期預金と国民年金基金を検討しているようでした。また資金を3分割した方がいいんだよね?という話もされました。これっ…