非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

13年目の3.11

あの日から13年が経ちました。

毎年、この日が近づくとザワザワするというか、落ち着かない気持ちになり、早く過ぎてしまわないかな、と思うのですが、今年は例年に比べるとその感じが少なかったように思います。

それは時間が経過したからなのかもしれません。1月1日の北陸の大震災を見て、そんなことを思っている場合ではないと感じているのかもしれません。

13年というと、震災後に生まれた子が中学生になっているわけで、そう思うと時の流れを感じます。

少しずつ震災を知らない、あるいは記憶にないという世代も増えてきていて、どのように後世に伝えていくのかが今後の課題だとニュースでもやっていました。

北陸の大震災を思い、改めて防災に関心を持つことは大事ですし、過去に起きたことを知っておくことは大事です。知っている者は伝えていくことが大事です。

かつてあれほどに大変な状態だった町並みは、すっかり元に戻り、あるいは生まれ変わっています。人間の力ってすごいなと改めて思います。見た目には何もなかったと言われれば気付かないかもしれません。

それでも未だ、2万人以上が避難生活をしているという現実があることは忘れてはいけないことです。

今日は仕事を抜け出し街中に出て、14時46分を迎えました。例年通り黙祷をするためです。

14時46分が近づいてくると、皆さん足を止めて、黙祷を捧げていました。目を瞑っていたので見てはいませんが、それはわかるものなんですね。1分間ほど、時間が止まったような感覚でした。その時間、その空間は、なんとも言えない優しさで溢れているように感じました。

また一年が始まりました。