本日5月8日から持続化給付金の振り込みが始まっています。
持続化給付金とは中小企業であれば200万円、個人事業主であれば100万円を上限として給付されるお金です。
ひと月の売上が前年の同月比で50%を下回る場合といった条件があることで話題になっていました。
受付の開始が5月1日で既に受給している方がいるのですから、極めて早い動きだと思います。もちろん受給する方にとっては、やっとかという気持ちもあることでしょう。
申請は7日までに約50万件に上ったそうです。これを多いと見るかは分かりませんが、状況を見ればどこも苦しいのは分かっていることです。厳しい状況にある事業者は、条件に合って受給出来るものは申請すべきかと思います。
ところで知人と話していたのですが、友人で今年に入って美容室をオープンした方がいるんだそうです。完全に新規でのオープンということで、これから顧客を増やしていくという矢先のコロナだったわけです。
耳にする話だと美容室は売上減が著しく、かといって休業要請の対象になかったことから休業しても助成金が出ないという厳しい状況のようです。
そして持続化給付金、これは前年の売上との比較が必要であることから今年に入って事業を始めた方は受給対象外なんですね。そんなわけで今年美容室をオープンした方にとっては非常に苦しい状況にあることと思います。特に事業を始めたばかりの頃は多くの経費がかかっていて、ローンも払い始めたばかりで、と何かとお金がかかっているはずなのです。
どんな形であれ、お金が入ってくれば有り難いのですが、給付金なとか貸付金なのかで全く意味合いが変わってきます。
今日のNHKのニュースでは持続化給付金の額を見直すという話が出ているそうです。持続化給付金という形ではなくても良いと思います。なんとか新規に事業を始めた方にもお金が回るようにしてあげて欲しいものです。