コロナ関連で厚生労働省からのアンケートが複数回、LINEに届いたのは記憶に新しいところです。
恐らくスマホを利用している方であれば、かなりの割合でLINEを利用しているのではないでしょうか。
やはり利用者が多いというのは非常に強みです。そして皆が知っているサービスに届いたアンケートというのも安心感につながります。どうやら2000万人を超える人が回答したようです。また様々な年齢層の方が利用していますから、幅広いアンケートを実施出来たことと思います。これは電話や紙では中々容易に出来ることではないでしょう。
LINEはその利用者の多さとネットワークを生かして次々とサービスを展開しています。
オンライン診療
先日、オンライン診療事業に参入するという話が出ていました。これはビデオ通話を使って遠隔地で医師が患者を診断するというもののようです。今回のコロナで直接病院に行くことが適切ではないケースがあることを我々は知りました。
検査しなくては病状が分からないというケースはどうするのか?などありますが、単なる風邪で薬が欲しいだけなんていう場合はオンラインで十分だと思います。
また病院や薬局の決済もオンラインで出来るようになるということで中々に楽しみな話です。
自治体からのお知らせやQ&A
最近の話題として出ている10万円の給付金ですが、LINEを利用する自治体が出ているようです。給付日をお知らせしたり、チャットボットで質問に答えたりといったことをするようです。
自治体にとって窓口や電話で応対するのにも限界があるでしょう。そういったものを解消してくれるかもしれない可能性を秘めていますね。
学生支援緊急給付金の申請
学生が経済的に困窮し学校を辞めなくてはならないなんていうニュースも聞くようになりました。親の収入が減った、学生のバイト収入が減ったなどコロナ関連での困窮であることは言うまでもないのですが。
こういった学生への支援として最大20万円の学生支援緊急給付金というものが設けられました。この申請をLINEから行うことが出来るそうです。早ければ25日から申請出来るとか。
本当に始めてLINEを使った頃は、ちょっと便利なチャットツールくらいに考えていました。随分前のことです。それがコミュニケーションツールとして手放せないものになりました。そしてそれが公的にも重要なツールになろうとしてきているように感じます。業績だけを見ると大丈夫かな?と心配になるような数字ではあるのですが、企業としてもツールとしても重要性は確実に増しているようです。