非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

コロナ禍での大相撲開催

大相撲7月場所が今日から始まりました。本来だと名古屋で行われるのですが、東京からの移動を考慮して、東京は国技館での開催となりました。

無観客という話もありましたが、観客を入れての開催、テレビで見ていて少ないなあ、ガラガラだなあとは思いましたが、それでも観客を入れて開催することには大きな意味があるでしょう。

屋外でのスポーツとは違い、屋内での開催というのは、より感染対策に注意が必要になるのでしょう。今後の様々なイベント開催にも影響してくるかもしれないです。もちろん相撲が最大の注目なのですが、感染対策という面でも注目でしょう。

テレビで見ていてオッと思ったのが、全て取り組みが終わって観客が帰るときでした。帰る際には、席のエリアごとに順番に外に出てもらうということなのです。つまり一斉に全ての観客が出口を目指して動き始めるのではないということです。

これって今まであまり話題になっていなかった気がするのですが、とても大事なことだなと思いました。そしてコロナによる感染に関わらず今後も続けて欲しい取り組みだなと思っています。

2年前の新日本プロレスの夏の定番G1クライマックスの最終戦前日を武道館に見に行きました。いくつか話題があったのですが、ケニー選手対飯伏選手の試合が最大の目玉だったでしょう。

その日はとても暑く、会場内もかなり暑かったのです。客席も今風に言うならかなり密な状態でした。イベント開始からかなり早い段階で私は具合が悪くなってきました。熱中症のような感じだったのかもしれません。

結局、何度も席を立ち廊下に出る、広いスペースで冷房の効いている場所に移動するなどを繰り返していて、まともに試合を見れなかったのでした。

これは自分の体調もあったので仕方ないことなのです。

そして全試合が終了し、帰ろうとなりました。なんとか乗り切ったという感じでした。その後の展開は、まあ分かっていたことなのですが、観客が一斉に出口に向かうので中々動けない。武道館の出口までの通路では、人が密集していて、暑くて、具合の悪い私はフラフラになりながら、ようやく会場の外に辿り着いたのでした。

武道館の外に出てからが、また大変です。武道館の敷地の外に出るには門を抜けるのですが、そこまでがまた混雑で中々動けない。外ですから暑いのです。門ですから通路に比べ狭くなるので、ボトルネックのようになってしまい流れが止まってします。そして門を出ると、靖国通り沿いの歩道は観客数に対して狭く、またまた人が密集していて動けない。暑い、動けない、具合が悪い、そんな中で30~40分くらい彷徨って、ようやく人の少ないところに出ることが出来たという感じだったと思います。

何が言いたいかというと、イベント終了後、会場から出るまでの流れもイベントとしてキチンとコントロールしてもらいたくて、その手段のひとつとして、席ごとに退席をするというのはいいなあと思ったのでした。

今後、感染対策として様々な取り組みがなされていくと思いますが、不特定多数の観客を呼び込むイベントでは人の流れをどうコントロールするのかは、とても重要な課題となるでしょう。