昨日1日に発表された9月の日銀短観によると、内需主導で景気が支えられているいるという様子です。企業の設備投資計画は堅調であったとのこと。
ただし消費増税前の駆け込需要があったことの反動で消費が冷え込む懸念はあることでしょう。内需を支える個人消費への影響は不安材料ということになるかと思います。
海外の情勢も不安定で今後の行方が気になるところです。
2019年度の設備投資計画は前年度に比べて2.4%増と6月短観から上方修正されています。企業の設備投資への意欲が伺われる結果となっています。
しかし大企業製造業のDIは3四半期連続の悪化となっていて、また業況判断DIも悪化となっています。今のところ設備投資への意欲があるものの、景気後退の流れに伴い設備投資への意欲が低下することになれば内需も弱くなることも考えられるところです。
現段階では不透明感があるものの大きくネガティブな景気見通しはされていないといったところでしょうか。景気にとってあまり良くないニュースの方が多いので今後の様々な指標に注視ということでしょう。