本日13日、日銀短観（全国企業短期経済観測調査）が発表されました。
前回、堅調であった設備投資計画は依然堅調であるようです。全規模全産業ベースでは前回調査から上方修正されています。
設備投資は、引き続き弱い外需を補う内需の役割を果たしていると見てよいでしょう。
とは言え、設備投資の旨味が減っており、株主に配当金等で還元しているというニュースが先日出ていました。不透明感の続く外需を補う設備投資が今後も続くのかが、ひとつポイントとなるでしょう。
大企業製造業のDI（業況判断指数）は0となり前回から5ポイントの悪化、4四半期連続の悪化となりました。
また大企業非製造業のDIも2期連続で悪化しています。これは個人消費の落ち込みによるもののようです。
ただこの時期は消費税増税や台風による大災害があり、そのまま判断してよいかは難しいところなのではないでしょうか。
本日のイギリス選挙の結果、米中貿易摩擦など様々な不確実な事象はどう影響していくのでしょうか？
