日本時間で12日明け方に、FOMCで金融政策の現状維持が発表されました。前回まで3会合連続で行ってきた利下げは見送りとなりました。また2020年は利上げも利下げもしないということのようです。
先日の雇用統計などを見ても、利下げをするような結果ではなく、特段サプライズのない予想通りの結果となったのではないでしょうか。
今朝のモーサテでは景気後退確率という指標が紹介されていて、アメリカの景気後退確率は下がっているとのことです。色々な指標があるんだなと感心しながら見ていました。
米経済は緩やかな成長が続いているとの声明が出た一方で、企業の設備投資と輸出は、引き続き弱含んでいるとも言っています。必ずしも全ての指標が良い傾向を示しているわけではないという現状もあります。
さらに海外の動向や米中貿易摩擦といった火種も抱えていますし、来年もどうなるのか、また金融緩和策を打ち出す必要が出てくることもあるのではないかと思います。