本日30日、大納会を迎えた東京株式市場で日経平均は2万3656円62銭で終えました。これは大納会としては1990年以来29年ぶりの高値とのことです。
昨年の大納会は2万14円77銭で終わっており、そこから考えると15%ほどの上昇で終わっています。
2019年の大発会は散々な始まりでした。一時770円安となり、終値は452円81円安の1万9561円96銭でした。
前年から続く世界的な景気減速や米中摩擦による不安感がありました。
そういった中で株価上昇に繋がった背景には利下げによる金融緩和があるでしょう。金利が下がったので運用困難となってハイリスクな債権等に流れたとか、低金利で借り入れが出来ることから短期筋が株を買ったなどという話もあるようです。
後付けで理由をあれこれ言うことは出来るのでしょうが、昨年末、今年初に、今日の結果を予想するのは難しいことで、改めて先のことを予想するのは難しいということを認識したところです。
日本市場は大納会から大発会までお休みになります。しかし海外市場は普通に動いているので、そこにギャップが生まれます。年初の大幅安もフラッシュクラッシュであったのでしょう。今回は長い休みとなるのでフラッシュクラッシュ再び、ということがないこともないので、頭の片隅には置いておきたいですね。