非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

マスクが手に入らない

マスクが店頭から姿を消して随分経ちます。

時々、ドラッグストアに作られる行列を尻目に、並びたくても仕事に行かないといけないんだよな、と諦めている日々です。

マスクを着用しましょうと言われながら手に入らない状況です。

そんな中、各企業がマスク生産に参入しています。

いち早く声が聞こえたのがシャープです。三重県の液晶パネル工場で3月24日から生産を始めているそうです。当初は1日15万枚、徐々に増産をしていき、1日50万枚を目指すとのことです。親会社の鴻海精密工業の後押しもあったようで、生産へのスピード決定も頷けるところです。

シャープの三重県にある工場と言えば亀山工場が有名ですね。かつて液晶テレビが亀山モデルなどと言われて注目されていました。

大手ではアイリスオーヤマもマスクの国内生産に向けて動いています。6月から生産を始め、月に6千万枚の生産を目指すそうです。当然すぐに生産に取りかかれるわけではなく、設備や生産体制を整えないといけないわけで、そう考えるとスピード感のある対応でしょう。

アイリスオーヤマは中国でマスクを生産し、輸入して国内で販売してきたのですが、中国国内での需要もあり輸入量を増やせない、そこで安定供給のため国内生産に舵をきったようです。

日清紡ではワイシャツ向けの生地を使ったマスクの販売を開始しています。

企業の規模を問わず、布製品を扱う企業(紡績業と言うのでしょうか)がマスク生産に取り組んでいるニュースをよく耳にします。

珍しいところではDMM.comも布マスクの生産に参入するようです。

緊急事態において様々な企業がスピード感をもって生産体制に入っていることに有り難く思いますし、日本もやるじゃないかと感じます。

今回の新型コロナウイルスの影響に関わらず、日本では春は花粉症、秋から春先にかけてはインフルエンザとマスクの需要が高いです。また国外でもマスクなんて、と言ってきた諸外国が必要性を認識しています。そんなわけで今の需要は一時的なもので終わらないのでは?と思っています。

ただ、今は最前線で命を張って戦っている医療従事者に高品質のマスクが行き渡るべきです。私達、一般人はそれほどのものではなくても良いと思うのです。

私は手持ちのマスクが切れたときのために、YouTubeを見て布マスクを作ったり、ハンカチとゴムで簡易的なマスクを作ってみたりしています。

また使い捨てのマスクも洗浄して再利用することを試みています。

「いや、そんなのじゃ衛生的にダメだ」と言う方もいらっしゃることでしょうが、何とか今を凌ぐように1人ひとりが工夫してみてはどうでしょうか。