非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

日経平均3万円超え、どこまで続くのか?

本日の日経平均は、前週末の終値と比べて65円53銭高の3万447円37銭となりました。

8月31日に2万7690円から8連騰を含む大きな伸びを見せました。9月9日は前日終値を下回ったものの、8月31日以来10日連続で陽線をつけています。

他国に遅れをとっていた日本市場でしたが、ここにきてようやく上昇へと転じたようです。

この上昇については、大きな要因としてやはり菅首相が辞任の意向を示したことでしょう。こういった現象を見せつけられると、自分であれば中々に悲しい気持ちになるのではないかと気になってしまいます。

個人的には菅首相だからダメなんだとは思わないですし、首相が変わればコロナも経済も好転するなんてポジティブにも思わないのです。

それでも株価が上がるのは何となく分からないでもありません。何とも言えない閉塞感、停滞感といったネガティブな空気が政権が変わることで、何かしら変わるのではないか、という期待なのでしょう。

こういう期待感は裏切られたときにガクッと大きくダメージを受けてしまわないでもないですが、出来ることなら政権交代により状況が大きく好転することを期待したいところです。

ところで今日のニュースによると、新型コロナワクチンの2回目摂取が終わった人が日本国民の5割を超えたとのことです。近く米国の割合を超えると水準なんだそうです。

かく言う私も2回目の摂取を終えて2週間以上経ちました。デルタ株の拡大や更なる変異株も見られるということで、思ったほどに安心感はないのですが。

米国や欧州ではワクチン摂取率の上昇に伴って各種イベントや飲食など随分解禁されていましたが、日本はすぐにそうはならないのかもしれません。

米国ではデルタ株による感染拡大のため、マクドナルドで店内飲食を再度止めるというニュースもありました。そういう状況を見ても安易に解禁というのはどうかな?と思ってしまいます。他国で起きていることを無関係とは到底思えないのです。

それでもワクチン摂取が経済再開に大きく寄与する可能性はあると思っています。それは株価上昇にも影響することでしょう。

幸か不幸か、政権交代への期待により株価上昇が始まり、ワクチン摂取による経済再開・好転への期待が更なる上昇をアシストし、経済回復という事実により上昇が本物になる、なんてことになったらいいなあと思うところです。