モーニングスターを見てみると2019年のファンドオブザイヤーが発表されていました。
先日紹介した投信ブロガーが選ぶFund of the Yearとは顔ぶれが随分異なるのが印象的です。
モーニングスターはよりパフォーマンス重視なのかな?という印象です。一方、投信ブロガーのものはウォール街のランダムウォーカー寄りなのかなという印象です。
もちろんどちらが良いとかではなく、自分にとって良いものを選ぶきっかけになればいいのではないかと思います。
私個人としてはモーニングスターで選ばれたファンドに投資するかというと投資はしないと思います。単純に自分の選択基準とは異なるからということになるのですが。
さてモーニングスターのファンドオブザイヤーはいくつかの部門に分かれています。その中にESG型部門というのがありました。
このブログでも何回か取り上げてきましたが、今後の重要な投資テーマのひとつが「ESG」であると思っています。
この部門では103本のファンドの中から選ばれた5本が紹介されています。
ESG関連、例えば環境問題に取り組んでいるとか、社会問題に取り組んでいるといった企業などに投資することを目的としたファンドが注目されているし、増えているということなのでしょう。
実際、ESG指数というものは各種指数と比較しても良いパフォーマンスを上げているようです。
環境問題や社会問題が大きく取り上げられている中、そういう問題に取り組む企業などへの期待が大きいことの現れであるのでしょう。また、そういう問題に取り組む企業というのは結果して良い企業であるのでしょう。
評価の高いファンドがどういう思想で投資しているのか、どこに投資しているのかを見るだけでも勉強になりますね。