本日の日経平均株価は6営業日ぶりに上昇となりました。終値は前週末から201円12銭高い2万1344円8銭でした。
日銀が資金供給をするという発表や、FRBの利下げがあるのではという予測、世界で金融緩和があるのではとの期待などによる反発と見られています。
これで一服となれば良いのですが、先行き不透明であることは間違いないでしょう。ただ前週の大幅な下げによる悲観的なムードから一呼吸おけたのかなという気がします。
日銀黒田総裁が「日銀としては、今後の動向を注視しつつ、適切な金融市場調節や資産の買い入れの実施を通じて潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく方針だ」という総裁談話をしています。
事実、日銀が本日ETFを1002億円買い入れています。この買い入れは5日連続で続いており、本日の買い入れ額は1回の額としては過去最大のものだそうです。
株価が反発、上昇する中での大規模な買い入れということで、日銀の強いメッセージと見てよいでしょう。
日銀が大規模な買い入れをすることで下落を抑えることに繋がってくれるのでしょうか。
直近でイベントが続きます。3月がどのようになるのか、事態がどこへ向かっていくのか気になるところです。