米大統領選でバイデン氏が勝利を確実にしたと報道があってから1週間が経ちました。
この1週間は世界的に株価が上昇するという流れになりました。
米大統領選でバイデン氏が勝利するとのニュースがひとつでしょう。そこに加えて新型コロナウイルスのワクチンに関する報道も影響したものと見られます。
日経平均株価に目を向けてみると、13日には株価が下がったものの、それまで8営業連続で上昇、その間に2500円を超える上昇となりました。これは11%ほどの上昇となります。
そういう上げもあり、13日には利益確定目的での売りがあったのでしょう。週の終値は2万5385円87銭でした。
今後も世界的な金融緩和が予想されています。それにより株式市場に資金が入ってくるだろうという見方があり、株式市場にはポジティブな雰囲気がありそうです。
しかし米大統領選挙の行方は未だ不透明なところがあり、安全保障の面で不安視する声があります。
そして何より新型コロナウイルスによりヨーロッパはロックダウンの動きがあり、国内でも第3波がくるのではないか、いやもう来ているのではないか、という状況です。
新規感染者の数は確実に増えていて、経済が再び止まることがあれば、どうなるのか、と考えるると楽観視できる環境ではないでしょう。