非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

ポートフォリオのリバランスとは何か

資産運用における商品には、株式、債券、不動産、金、など様々な種類があります。

様々な種類を組み合わせたものをポートフォリオといいます。通常だと株を40%、債券を30%、不動産を30%のように商品の割合を決めて保有します。この保有の割合によってポートフォリオの運用成績が変わってくると言われています。

積立投資をしている人が上記のような保有割合でポートフォリオを組んでいるとして、月に1万円を投資しているなら、株式4000円、債券3000円、不動産3000円で毎月買い付けるといったことをするでしょう。

しかし長いこと資産を運用していくと、その割合が崩れてきます。それは株価が上昇した、あるいは下落した、債券価格が上昇した、下落した・・・といった状況が起こるからであって、当然起きることです。

このようにポートフォリオの組み入れ比率が崩れてきたときに、その比率を調整することをリバランスといいます。

分かりやすく株式50%、債券50%のポートフォリオを組んでいるとします。ここで株価が上昇したために、ポートフォリオの比率が株式70%、債券30%に変わりました。このときに株式の一部を売り、その分債券を買い増すことで比率をそれぞれ50%に戻すのです。

株の比率が大きくなれば、その分だけポートフォリオのリスクが高まります。逆に債券の比率が高くなれば、その分だけリスクは低くなりますが、期待する収益率には届かなくなる可能性が高くなります。

そこで、当初決めた比率にポートフォリオをリバランスすると良いとされるのです。

ただしリバランスには、ひとつ問題があります。一部を売却するということは手数料や税金がかかってくることになります。当然その分だけ資産は目減りしてしまいますから、あまり頻繁にリバランスをするべきではないと考えています。

例えば年1回だけ実施するとか、一定の比率を超えたら実施するとか、あまり神経質になって頻繁な売買をしない方法を採るといいでしょう。

個人的には比率の大きい資産を売って、小さい資産を買うというのではなく、一定の現金を用意しておき、比率の大きい資産はそのまま、小さい資産を買い増すのが良いのではないかと思っています。もちろん資産の規模や、現金に余裕があるかどうかにもかかってきますが。

そして根本的な話としてリバランスは面倒くさいという問題があると思います。私は滅多に証券会社の口座を見ることはありません。たまに見て「ああ、今これだけ持っているんだ」と思うくらいです。そんな調子ですからリバランスなんてすぐ頭から抜けてしまいます。

投資信託には商品の比率を決めて、リバランスをしてくれるものも結構あります。AIなどに投資させるロボアドバイザーなどもリバランスをしてくれる商品でしょう。手間が面倒であるという人は、このような商品を買うのもひとつの手です。

当然、売り買いをすることで税金や手数料はかかりますが、利用者はその辺を意識しないで投資している資産の残高推移だけを見ていればいいので楽ではあるかと思います。