モーサテを見ていると、アメリカのファッション業界でサブスクリプションを導入している企業が出てきているという話題が取り上げられていました。
番組内では以下の企業の名前が出ていました。
この中でもレントザランウェイは今年3月、創業10年目にしてユニコーン企業に成長したのだそうです。
ちなみにユニコーン企業とは評価額が10億ドルを超える非上場、設立10年以内のベンチャー企業を指します。
レントザランウェイはどういうサービスをしているのか、ホームページを見てみました。
レントザランウェイは服のレンタルをしていて、1着30ドルから借りることが出来ます。これは服によって価格が異なります。
ここまでだと、入学式や卒業式に晴れ着をレンタルしてくれる会社と変わらないですね。
サブスクリプションとしては「RTR Update」「RTR Unlimited」というサービスがあり、Updateは月89ドルで4着借りることが出来ます。Unlimitedは月159ドルで無制限に借りることが出来ます。
見た感じだと、送料、クリーニング、保険は無料のようです。
今だと割り引きされているようなので興味のある方は使ってみるといいでしょう、と言いたいところですが、海外への配達はしていないそうです(笑)。
新興企業の成功を見て、大手も参入してきているようです。また配送やクリーニングのサービスが充実してきているのも参入への追い風になっているとか。
服を買うと高級なものではなくてもお金がかかりますが、ブランド物となれば、なおお金がかかることでしょう。
価格が妥当なのか私には分かりかねますが、同じ服を何回も着ないという人にとっては、もってこいのサービスでしょう。
さて、このようなサービス、日本にはあるのでしょうか?
前にテレビでブランド物のバッグなどを定額で貸し出すサービスをしている会社が取り上げられていました。会社名は忘れてしまいましたが、今調べてみると同様の会社はいくつかあるようですね。
メチャカリというサービスもありました。これは月5,800円で無制限に借りることが出来るようですね。
毎月服を買う人にとっては十分に安いでしょうね。
かつては所有することに価値観を置いていたものが、現在はもっと現実的に利用することに価値観を置いているのでしょう。
ユーザー側の服が増えても置くところがないという問題、色々な服を着たいという願望、それに対して企業側の安定した収入を得たいという希望がマッチしたWIN-W INのビジネスモデルであったのかもしれません。