非金融系FPそばこと不確実な日々

2019年2月にCFPを取得しました。FPとして知っておいた方が良さそうなことを色々と書いていきます。

投資

株価=EPS×PER

今朝のモーサテで取り上げていたネタですが株価=EPS×PERという式について考えてみました。何でも以前と比べて日経平均の価格はそれほど変わらないのですが、EPSが下がっていて、一方PERが上がっているというような話でした。上の式に当てはめれば分かる通り…

分散投資のすすめ

投資でよく言われる例えなのですが「ひとつのカゴにタマゴを全部入れるな」という話があります。ひとつのカゴにタマゴを全部入れておいて、もしそのカゴを落としたらタマゴが全部割れてしまいます。だから複数のカゴに分けてタマゴを入れた方が安全ですよ、…

高値圏でどのように積み立て投資をすればよいか

ここ最近はアメリカ市場において各種指標が過去最高値圏にあるという状況です。その一方で景気後退に向かうのではないかというサインが見えてきています。今は高値でここで投資すると損をするのではないだろうか。いや株価上昇はまだまだ続くから買うべきだ…

バフェット氏のスタンス

ここ最近の市場の流れは分かりにくいのかな?と思っています。一時期は逆イールドカーブが発生したので近々景気後退になるのではないかと言ってみたり。かと思ったら逆イールドカーブは解消してむしろ各指数が過去最高を記録してみたり。かと思ったら米中貿…

景気後退はいつ来るのか

先週は日経平均が5日続伸で2万2799円81銭となりました。年初来高値を更新しており、昨年(2018年)10月17日以来の高値で終わっています。今年は世界的に景気減速になるのではないかという動きが多く、それは米中経済摩擦を始め、様々なニュースで見て取るこ…

ソフトバンクが力を注ぐWe Workとは

ソフトバンクグループの株価が下がっていて、PBRは1倍を切るかどうかというところまで来ています。時価総額は半年で4兆円以上減っているとのことです。最近話題になっている米のウィーカンパニーへの投資が大きく影響しているのは間違いないでしょう。ウィー…

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬について考える

先日、信託報酬が低いことでも人気のeMAXIS Slimシリーズの米国株式(S&P500)の信託報酬が0.15%から0.088%に引き下げられることが発表されました。2019年11月12日から信託報酬率が引き下げられるとのことです。積立投資をするにあたり、米国株式のインデッ…

NISAのロールオーバーとは

先日、証券会社からNISAをロールオーバーするかについてのお知らせが届きました。NISAは、その口座において年間120万円までの投資額に対して利益が非課税になるという制度です。ポイントとなるのは有効期限が5年間であるところです。つまり5年間経過すると非…

投資信託の手数料をどの程度意識するべきか

積立投資で投資信託を買う場合に選択肢として人気が高いのがeMAXISシリーズです。私もいくつかを購入しています。人気が高い理由は信託報酬の低さでしょう。インデックスに連動する投資信託はどのファンドに投資しても同様のパフォーマンスを期待出来るので…

SDGsは投資においても重要なキーワード

国連関連のニュースを見ていると「SDGs」というキーワードが頻繁に目に入ってきました。 SDGsとは SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で日本語では「持続可能な目標開発」といいます。「エスディージーズ」と読むようです。2015年9月の国連サミ…

GPIFによるグリーンボンドへの投資

日経新聞によると年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が来年度にもグリーンボンドへの投資を始める方針だとのことです。そもそもGPIFとは厚生年金、国民年金の積立金の管理、運用を行っている行政法人でその運用額は世界最大規模であるため、影響力が非…

高い配当利回りに期待と注意

配当利回りという指標があります。配当利回り=1株当たり配当金÷株価×100で求めるもので、投資額に対してどのくらいの割合で配当金をもらえるかを見る指標です。今、日経平均株価に対する平均的な配当利回りが2.3%あたりと高い水準にあります。日本の配当利…

LINE証券サービス開始

本日からLINE証券のサービスが開始となりました。1株からの購入が可能となっていて、資金が少なくても投資を始めることが出来るようになります。購入可能な株式の銘柄は100銘柄、またETFが9銘柄となっています。1株からの購入ということで手数料が気になると…

米国債2年物と10年物の逆イールドカーブ

お盆休みで遅い朝の目覚めのあとTwitterを見ると、ちょっとした騒ぎが起きていました。アメリカで逆イールドカーブが発生した、と。前にも逆イールドカーブについては取り上げていたのですが、あのときは3ヶ月物と10年物に関してでした。www.fpsobako.work14…

VICEファンド

VICEファンドというものがあります。私は勉強不足で全く知らなくて先日知ったばかりです。防衛、タバコ、酒、カジノなどの企業に投資するファンドのことで直訳するなら「悪者ファンド」といったところでしょうか。別に悪い企業というわけではないので入れら…

ROESGとは

日経新聞によると「ROESG」という考え方があるそうです。以前にも書いたESG投資ですが、これにROEを掛けて求める「ROESG」という概念を一橋大学の伊藤邦夫教授が提唱しているそうです。従来だと如何に効率的に事業を行っているかというROEという指標が重視さ…

経済政策不確実性指数とは

ここ最近、米中の経済摩擦をはじめ、様々な不安要素が広まっています。株価が大きく下がった、為替が急激に円高に振れた、長期金利が下がった、イールドカーブがフラット化してきた、云々。この先世の中では何が起きるのだろうと不安に感じることが多くなっ…

1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本

「1%の人が知っている99%勝てる株が見つかる本」という本を読みました。前に一度読んでいて先日改めて読み返しました。前からいい本だなと思っていたのですが、改めて良い本だなと再確認したので取り上げてみました。タイトルがこんななので(笑)誤解を招いて…

iDeCo加入条件の緩和に向けて検討しているようです

注目のiDeCoですが、加入出来る条件があり、全ての人が加入出来るというわけではありません。しかし企業型の確定拠出年金に入っている人でも追加で個人型のiDeCoに加入出来るようにする方向で、厚生労働省が検討に入っているということです。私の会社には確…

営業利益が減るということ

人の噂も75日なんて言いまして、こないだ大騒ぎした話題も、ちょっと経つとすぐ忘れてしまうものです。特に最近はニュースネタの重さに関わらず、世間で盛り上がれば炎上して、あっという間に忘れ去られるような気がします。日産自動車が25日に2019年4から6…

資金のない人に投資をする資格はないのか?

投資を躊躇う人の中にお金がないからしないという方がいます。また投資資金の少ない人は大した儲けにならないからやっても無駄だという人がいます。これはある意味正しいと思います。例えば株式投資のリターンとしてよく言われるのが年率7%のリターンを期待…

株式取引手数料無料の動き

先日、ネット証券3社による米国株取引手数料無料にするというニュースがありました。このような株式取引手数料無料の動きが進んでいるようです。国内では大和証券グループが立ち上げたスマートプラスのSTREAMというスマートフォンアプリによる取引で手数料無…

投資信託の手数料、侮ることなかれ

投資信託にはいくつかの手数料があります。その中で販売手数料は取引する金融機関により異なります。例えば人気の「ひふみプラス」を見てみましょう。ある地方銀行では窓口販売だと3.24%の販売手数料がかかります。これは10,000円の購入で324円のコストとな…

投資信託の手数料、どんなものがある?

投資信託を購入すると手数料がかかります。手数料について知っておくことは大事です。 販売手数料 運用管理費用(信託報酬) 監査報酬 売買委託手数料 信託財産留保額 といった手数料が発生しています。どのようなものか見ていきましょう。 販売手数料 購入…

マクアケとクラウドファンディング

マクアケが提携する金融機関が100社を超えたという発表をしました。というニュースが日経電子版にありました。マクアケというのはクラウドファンディングを手掛けている会社です。事業を始めたい、でも資金がない。銀行からはお金を貸してもらえない。こんな…

米国株取引手数料の劇的な変更

ネット証券会社各社では以前から米国株を購入することが出来ていました。米国市場に上場しているものの中には魅力的な株式が多いばかりではなく、魅力的なETFもあり興味があったのですが、手数料が高くて購入を控えていました。そんな中、7月4日にマネックス…

毎月分配型の投資信託は買いか?

日経新聞によると、国内公募の追加型株式投資信託で、6月末時点の残高トップは3カ月連続の「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」だったそうです。このファンドは残高を増やした、つまり投資された額が増えた上での1位ですから、大変な…

投資は自分で学んで納得して

2000万円問題が世に出て以来、投資関連のニュースを耳にすることが多くなっています。投資をしなくては2000万円なんて作れません。投資をしてお金を増やしましょうというものがあります。その一方で投資をして大損をしてしまった。投資は危険だ、ギャンブル…